リンデンルビー（1987年生、母サマーブリーズ）
Linden Ruby
1987.04.25
リンデンルビー（1987年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のデイクタス（当時20歳）と交配したサマーブリーズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は神山 幸博。戦績は、中央平地22戦1勝2着1回、地方28戦5勝2着4回。1989年のききょうステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1989年）
7月16日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は404kg。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。
8月6日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシュペリーヌを差し切れず、1馬身差の2着となった。
8月20日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホシビーブに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
9月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。
9月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山勝秀騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に敗れた。
3歳（1990年）
1月15日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。
2月4日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は丸山勝秀騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。
2月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、湯窪幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の4歳抽せん馬特別（阪神芝1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。
3月11日、中1週で迎えた9戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのチューリップ賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。
4月14日、中2週で迎えた11戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
4月28日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
5月13日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。17頭立ての6番人気で大外17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、6着に終わった。
5月26日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定4歳500万下の野苺賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。
6月23日、中3週で迎えた15戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
7月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。
8月5日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。
8月19日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。
9月2日、中1週で迎えた19戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。
9月22日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（6戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。
10月7日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（7戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。
10月14日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（8戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて最後はデーエスルーブルと並んで6着同着となった。
4歳（1991年）
1月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、崎谷彦司騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレデーマーテインに3馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
1月22日、中2週で迎えた24戦目は、牧義成騎手を鞍上に迎えて、岩手県騎手招待特別（荒尾ダート1900m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドシルバーに半馬身の差をつけて優勝
2月4日、中1週で迎えた25戦目は、B（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は崎谷彦司騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月4日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で崎谷彦司騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドシルバーから2馬身差の2着に敗北した。
3月24日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた27戦目は、開設63周年記念（荒尾ダート2150m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で崎谷彦司騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月8日、中1週で迎えた28戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で崎谷彦司騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月6日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた29戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で崎谷彦司騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月21日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた30戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で崎谷彦司騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた31戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で崎谷彦司騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドシルバーに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。
6月23日、中2週で迎えた32戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で崎谷彦司騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファユリイカに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。
7月7日、中1週で迎えた33戦目は、B（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で崎谷彦司騎手（9戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月4日、中3週で迎えた34戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で崎谷彦司騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターユニバースから1馬身差の2着となった。
8月18日、中1週で迎えた35戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で崎谷彦司騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5歳（1992年）
1月2日、約4か月半の休養明けで迎えた36戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月21日、中2週で迎えた37戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、岩手県騎手招待特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月3日、中1週で迎えた38戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は崎谷彦司騎手（12戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロシェーンに6馬身の差をつけて優勝
2月17日、中1週で迎えた39戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で崎谷彦司騎手（13戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月2日、中1週で迎えた40戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で崎谷彦司騎手（14戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルヒカリから1馬身差の2着に敗北した。
3月15日、中1週で迎えた41戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で崎谷彦司騎手（15戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパークラウンから3馬身差の2着に敗北した。
4月6日、中2週で迎えた42戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月27日、中2週で迎えた43戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた44戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田正美騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月2日、中2週で迎えた45戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月5日、中4週で迎えた46戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた47戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月9日、中2週で迎えた48戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月23日、中1週で迎えた49戦目は、4歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原正和騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月29日、中4週で迎えた50戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。