蓬莱峡特別

レース展開

サヤカチャンが隊列を率いる展開、2番手を追走するミトノマルーン

サヤカチャンが主導権を奪い、リードを1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にミトノマルーンが続く。その直後、サイモンサーマルとハイドランが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ラクローチェは中団前目。アグネスリバティは中団馬群のちょうど真ん中を追走。プライドランドは中団後方の位置取り。その後ろ、スズカフューラーが8番手。その2馬身以上後ろ、ステイオンザトップが9番手。リリーモントルーは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはウォークザラインとルタンブル。少し離れたしんがりにパトリックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

蓬莱峡特別、スズカフューラーが世間の低い評価を歯牙にも掛けない激走を見せて勝利を手中に収める

先頭はサヤカチャンでリードは2馬身以上。単独の2番手にミトノマルーンが続く。その直後、ハイドランとラクローチェが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、7番手から抜け出したのはステイオンザトップ。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた12番人気のスズカフューラーが一歩一歩確実に末脚を伸ばしてステイオンザトップを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のステイオンザトップからハナ差の3着には、中団前目の位置から天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したアグネスリバティが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたルタンブルが入線した。1番人気のパトリックは後方2番手にいたが前に届かず6着に敗れた。2番人気のプライドランドは中団前目にいたが末脚不発で5着に敗れた。