バルディッシュ（2006年生、母アナスミラビリス）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ヒサイファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、吉田千津によって1,050万円で落札された。

成田春男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

5月22日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のギャラントリリーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月8日、中2週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアルカセット賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から49kg増やして迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（2009年）

4月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

5月4日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドソニックを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

6月8日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したマシェットにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月10日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の西瓜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の柏尾川特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の権太坂特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の有りの実特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で戸崎圭太騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

4歳（2010年）

3月9日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、一般C2四五（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で戸崎圭太騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた14戦目は、幸手菜の花賞（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で戸崎圭太騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイレディーキセキを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で戸崎圭太騎手（11戦2勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で戸崎圭太騎手（12戦2勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた17戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月28日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（13戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（15戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したローランブロウを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月8日、中2週で迎えた21戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したコスモスターにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月28日、中2週で迎えた22戦目は、長谷特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた23戦目は、祝!結婚英之・美佳子永遠の手綱記念（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したツクバチャームを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2011年）

2月22日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。

5月3日、中9週で迎えた25戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（16戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

6月15日、中5週で迎えた26戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクイーンズコートを次元の違う末脚で半馬身差し切って4勝目を収める

8月18日、中8週で迎えた27戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のフジキングに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

10月7日、中6週で迎えた28戦目は、銀河連邦サガミハラ賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したキタサンキャロルにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月7日、中3週で迎えた29戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、日高特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた30戦目は、古宮市太郎邸新築祝（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

6歳（2012年）

6月13日、約6か月半の休養明けで迎えた31戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、ありがとう麻莉奈（まりひめ伝説）（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた32戦目は、細谷鉄男定年退職バースデイ記念（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマリーンウェーブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

7月26日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（8戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したマルダイプリンセスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7歳（2013年）

1月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた35戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（10戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月7日、中4週で迎えた36戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。