クイーンズコート（2005年生、母リュウビクトリアス）

クイーンズコート（2005年3月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時9歳）と交配したリュウビクトリアスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）平成牧場。戦績は、地方79戦20勝2着14回。2010年のオータムスプリントカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

菅原欣也厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2007年）

7月1日、デビュー戦は粂川京利騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は464kg。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるサンダーヒルを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

7月30日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のフジヤマオードリーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月10日、中5週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の昌生さん藍子さん結婚記念アンタレス特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（3戦1勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタック戦（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で粂川京利騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミシカを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のくろゆり賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で粂川京利騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で粂川京利騎手（6戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

12月2日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた8戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサラブレッドヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

3歳（2008年）

1月4日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のプリンセスカップ（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は粂川京利騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

4月22日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のアイリス賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦のクレマチス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で粂川京利騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で粂川京利騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペチュニア賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川添明弘騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミスターアーカイブを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は粂川京利騎手（13戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（14戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトラブルメーカーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

8月18日、中1週で迎えた20戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（15戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた21戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシナモンラフィア決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

11月2日、中8週で迎えた22戦目は、FMリスナーズ・チャレンジ杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は粂川京利騎手（16戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（17戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた24戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（18戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るスズカテキーラを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って久々に勝利を挙げた。

12月9日、連闘で迎えた25戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタノムバンチョウを半馬身振り切って3勝目をゲットした。

12月21日、中1週で迎えた26戦目は、クリスマス特別（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカナザワドリームを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

4月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、渡部ブライダルカップ（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた30戦目は、石野田奈津代誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケイアイナイスデーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中1週で迎えた31戦目は、チューリップ賞（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた32戦目は、よもぎ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で江下英昭騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた33戦目は、JA門別グリーンアスパラ賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトーアギンガをクビ差振り切って制した。

7月16日、中4週で迎えた34戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンレイコンサートに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミッシーマインドに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

8月16日、中2週で迎えた36戦目は、おみなえし特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホワイトチャームに2馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月14日、中1週で迎えた38戦目は、雁金草特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（6戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた39戦目は、福井県畜産協会長賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッピーパインに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月6日、中1週で迎えた40戦目は、クラブ・ルパン杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホワイトチャームに2馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

10月18日、中1週で迎えた41戦目は、もみじ特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉原寛人騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメジャーワールドに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

11月8日、中2週で迎えた42戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉原寛人騎手（10戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヒデサンジュピターを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

11月24日、中1週で迎えた43戦目は、冬の兼六園杯（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で吉原寛人騎手（11戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた44戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉原寛人騎手（12戦8勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハウプトローレに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月25日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた45戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で吉原寛人騎手（13戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベットボトムダラーに半馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2010年）

4月4日、約3か月半の休み明けで迎えた46戦目は、兼六園ことじ灯籠特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で吉原寛人騎手（14戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた47戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、金沢城三十間長屋特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた48戦目は、兼六園時雨亭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた49戦目は、金沢ひがし茶屋街特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（15戦9勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ロンシャンステージにハナ差交わされて2着に惜敗した。

5月30日、中1週で迎えた50戦目は、金沢尾山神社特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（16戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のワンダーベルグに2馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

6月15日、中1週で迎えた51戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、梅鉢紋特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた52戦目は、金沢の風物詩氷室開き特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた53戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（17戦10勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた54戦目は、夏の夜の恋路物語特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた55戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、夏の兼六園特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のセイリュウザクラをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

8月31日、中1週で迎えた56戦目は、秋の珠洲まるかじり特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るベットボトムダラーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月20日、中2週で迎えた57戦目は、地方重賞のオータムスプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったナムラグローリーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた58戦目は、白山紅葉特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

11月2日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた59戦目は、鼓門特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

11月26日、中2週で馬体重を前走から23kg絞って迎えた60戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（18戦10勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた61戦目は、加賀鶴仙渓賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

6歳（2011年）

4月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた62戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた63戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベルモントエックスに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月31日、中1週で迎えた64戦目は、一般C2六七（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、サクセスアイニーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中1週で迎えた65戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、バルディッシュに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月22日、約6か月半の休み明けで迎えた66戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

7歳（2012年）

1月4日、中1週で迎えた67戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るモエレシュギョクをアタマ差だけ差し切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

2月3日、中3週で迎えた68戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（19戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた69戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（20戦10勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアースオデッセイに4馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

3月23日、中3週で迎えた70戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた71戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のデラモーレに3馬身の差をつけて勝利数を18に伸ばす

4月26日、中1週で迎えた72戦目は、一般C2八（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（21戦11勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

5月31日、中4週で迎えた73戦目は、一般C2十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（22戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のモエレシュギョクに2馬身の差をつけて制した。

6月13日、中1週で迎えた74戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のジュウニントイロをアタマ差振り切って勝利数を20に伸ばす

7月16日、中4週で迎えた75戦目は、夏木立特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた76戦目は、朝顔特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた77戦目は、すすき特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、トーセンファミリアに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月20日、中9週で迎えた78戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

12月11日、中2週で迎えた79戦目は、一般C1五（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。