ツクバチャーム（2006年生、母ウェディングハニー）

ツクバチャーム（2006年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋チャームポイントより」。毛色は芦毛。種牡馬のシルバーチャーム（当時12歳）と交配したウェディングハニーが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方43戦17勝2着7回。2014年の金盃(S2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

1月18日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月7日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

3月15日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

9月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のプラグマティズムを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2010年）

1月14日、中3週で迎えた9戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドラケンを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

2月15日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2四五（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したストライクリッチに半馬身届かず2着に敗北した。

6月14日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったスイートフローラルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月5日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミラクルシーカーに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月22日、中1週で迎えた13戦目は、ピーナッツ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた14戦目は、スターライト特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったズンダモチに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中9週で迎えた15戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、祝!結婚英之・美佳子永遠の手綱記念（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のバルディッシュに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

12月7日、中5週で迎えた16戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のブライアンズコンガに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

5歳（2011年）

1月1日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベイトゥリーを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

5月4日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトップザバードに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月3日、中3週で迎えた19戦目は、夏椿特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスパンキーラビットに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月31日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、カウントダウン2012賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のビービーガザリアスに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6歳（2012年）

4月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた21戦目は、卯月賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（5戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったブレットザキングに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中2週で迎えた22戦目は、スピカ賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルタシュンプウを驚異的な末脚でアタマ差だけ差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

6月7日、中3週で迎えた23戦目は、大ヒット記念!映画「ガール」賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（7戦6勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカシマリュウジンに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月11日、中4週で迎えた24戦目は、アルタイル賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（8戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のタケノショウリュウに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月29日、中2週で迎えた25戦目は、印西コスモス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（9戦8勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のレーザービジョンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月31日、中4週で迎えた26戦目は、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（10戦9勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、夕刊フジ賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（11戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムサシキングオーに5馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7歳（2013年）

3月28日、約4か月半の休み明けで迎えた28戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、マーチ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブレットザキングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

4月24日、中3週で迎えた29戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブレットザキングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

6月4日、中5週で迎えた30戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では閃光のような末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7月9日、中4週で迎えた31戦目は、’13スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた32戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、オーガスト賞（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月18日、中8週で迎えた33戦目は、オクトーバー賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

8歳（2014年）

1月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた34戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のガーネット賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアベニンプレジャーをクビ差振り切って勝利数を17に伸ばす

2月5日、中1週で迎えた35戦目は、S2の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったフォーティファイドにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

4月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた36戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、最後はアベニンプレジャーと並んで4着同着となった。

6月17日、中7週で迎えた37戦目は、短夜賞（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（12戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したシンボリマルセイユに半馬身届かず2着に敗北した。

7月18日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の文月賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

10月23日、約3か月の休み明けで迎えた39戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、文の京特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

9歳（2015年）

1月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた40戦目は、ハンデ戦のガーネット賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（6戦2勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ジョーラプターに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

2月4日、中1週で迎えた41戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は戸崎圭太騎手（13戦10勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

4月7日、中8週で迎えた42戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、’15ブリリアントカップ（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月7日、中3週で迎えた43戦目は、ハンデ戦の皐月盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（14戦10勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた44戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの短夜賞（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

7月21日、中4週で迎えた45戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の文月賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた46戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、オーガスト賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

9月16日、中4週で迎えた47戦目は、S2の東京記念（大井ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、デイリースポーツ賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

11月25日、中5週で迎えた49戦目は、S3の勝島王冠（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた50戦目は、東京スポーツ師走杯（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。