ムサシキングオー（2009年生、母ラストアウィン）

ムサシキングオー（2009年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時14歳）と交配したラストアウィンが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は北光牧場。2015年の勝島王冠(S3)に勝利した他、2017年の’17ブリリアントカップを制する活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

栗田泰昌厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2012年）

1月16日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は495kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシリウスサンデーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

2月15日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のドラゴンボーヤをクビ差振り切って勝利をモノにする

3月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦2勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミラクルスターに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

4月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のカプレーゼを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のフォーチュネイトライラック特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のディアスピリトゥスに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月9日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、デネブ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦4勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

8月2日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、アンタレス賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（8戦4勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた10戦目は、新涼賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（9戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコスモマハトマに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月19日、中2週で迎えた11戦目は、アーバンステージ長月賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で和田譲治騎手（10戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレオキラメキに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月13日、中7週で迎えた12戦目は、夕刊フジ賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で和田譲治騎手（11戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸びで猛進したが、勝ったツクバチャームにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中5週で迎えた13戦目は、L-WING賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で和田譲治騎手（12戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（2013年）

1月24日、中3週で迎えた14戦目は、望春賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で和田譲治騎手（13戦6勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルタシュンプウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

2月22日、中3週で迎えた15戦目は、春麗賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で和田譲治騎手（14戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビービーガザリアスに3馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

4月9日、中6週で迎えた16戦目は、’13ブリリアントカップ（大井ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は16戦連続で和田譲治騎手（15戦8勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったフォーティファイドにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

11月28日、約8か月の休み明けで迎えた17戦目は、オープス磐梯賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で和田譲治騎手（16戦8勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

5歳（2014年）

1月21日、中7週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のガーネット賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で和田譲治騎手（17戦8勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

2月27日、中4週で迎えた19戦目は、寒梅賞（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は19戦連続で和田譲治騎手（18戦8勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

4月1日、中4週で迎えた20戦目は、’14ブリリアントカップ（大井ダート2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は20戦連続で和田譲治騎手（19戦8勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた21戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で和田譲治騎手（20戦8勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアクロスジャパンを3/4馬身振り切って9勝目を挙げた。

7月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、’14スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で和田譲治騎手（21戦9勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた23戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、オーガスト賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた24戦目は、オフトひたちなか賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた25戦目は、文の京特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた26戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、いたばし二輪草特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6歳（2015年）

1月20日、中7週で迎えた27戦目は、D.ホランド騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のガーネット賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月4日、中1週で迎えた28戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続でD.ホランド騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた29戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、寒梅賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた30戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1600m 内回り晴/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったソルテにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

4月7日、中2週で迎えた31戦目は、’15ブリリアントカップ（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、ドラゴンエアルに交わされて3馬身差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた32戦目は、週刊ギャロップ新装刊記念（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブリージーストームにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月20日、中3週で迎えた33戦目は、S2の大井記念（大井ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

7月7日、中6週で迎えた34戦目は、’15スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のジャルディーノに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月29日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

9月17日、中6週で迎えた36戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた37戦目は、’15ムーンライトカップ（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のカネトシイナーシャに1馬身1/4の差をつけて優勝

11月4日、中4週で迎えた38戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で笹川翼騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったソルテに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

11月25日、中2週で迎えた39戦目は、S3の勝島王冠（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で笹川翼騎手（9戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のファルコンクロウに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7歳（2016年）

1月3日、中5週で迎えた40戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で笹川翼騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

2月17日、中5週で迎えた41戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で笹川翼騎手（11戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、タイムズアローに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月5日、中6週で迎えた42戦目は、’16ブリリアントカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で笹川翼騎手（12戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったケイアイレオーネに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中5週で迎えた43戦目は、S2の大井記念（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で笹川翼騎手（13戦3勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

6月22日、中4週で迎えた44戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で笹川翼騎手（14戦3勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月3日、中5週で迎えた45戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月21日、中6週で迎えた46戦目は、’16ムーンライトカップ（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったセイスコーピオンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月26日、中4週で迎えた47戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

11月30日、中4週で迎えた48戦目は、S3の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（22戦9勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8歳（2017年）

1月3日、中4週で迎えた49戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（23戦9勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた50戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（24戦9勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したエンパイアペガサスにアタマ差届かず2着に惜敗した。

3月23日、中5週で迎えた51戦目は、隅田川オープン（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（25戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた52戦目は、’17ブリリアントカップ（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（26戦9勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のレーザーを3/4馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

5月24日、中4週で迎えた53戦目は、S2の大井記念（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（27戦10勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた54戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（28戦10勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリアライズリンクスにクビ差届かず2着となった。

7月26日、中4週で迎えた55戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（29戦10勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた56戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（30戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の闘志でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月3日、中5週で迎えた57戦目は、’17ムーンライトカップ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（31戦10勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったトロヴァオにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

9歳（2018年）

3月27日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた58戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、隅田川オープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフジノドラマをクビ差振り切って休養明けの一戦をモノにした。

4月17日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた59戦目は、S3のブリリアントカップ（大井ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず最後はタイムズアローと並んで10着同着となった。

5月16日、中3週で迎えた60戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

6月20日、中4週で迎えた61戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月1日、中5週で迎えた62戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

9月20日、中6週で迎えた63戦目は、マイルグランプリトライアル（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入った。

10月31日、中5週で迎えた64戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（32戦10勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた65戦目は、S2の勝島王冠（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（33戦10勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

10歳（2019年）

2月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた66戦目は、地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（34戦10勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた67戦目は、隅田川オープン（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（35戦10勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた68戦目は、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（36戦10勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた69戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（37戦10勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた70戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（38戦10勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月31日、中7週で迎えた71戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（39戦10勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

9月19日、中6週で迎えた72戦目は、マイルグランプリトライアル（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた73戦目は、S3の埼玉新聞栄冠賞（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

12月4日、中7週で迎えた74戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、S2の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

11歳（2020年）

1月9日、中4週で迎えた75戦目は、チバテレ盃（報知グランプリカッ（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

3月3日、中7週で迎えた76戦目は、大木天翔騎手を鞍上に迎えて、日吉オープン（川崎ダート2000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。