いたばし二輪草特別

レース展開

ノースソルジャーが馬群を引っ張る形、直後の2番手にサブノハゴロモが取り付く

ノースソルジャーがハナを切る恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にサブノハゴロモが続く。続いて、アントニオピサとシャークファングが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマルカンパンサー。その1馬身後ろ、ムサシキングオーとシンゼンレインボーは中団前目。ジャルディーノは中団馬群の真ん中を追走。ダイヤモンドダンスは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ヴェリーハードが10番手。そのあと、プーラヴィーダが11番手。センノデバギヤは後方5番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。ミータローは後方4番手で進出の機を待つ。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはドバイエキスプレス。後方2番手の位置で末脚を温存するのはスマートバベル。少し離れた殿にビクトリースガがいる隊列で最初のコーナーを通過。

いたばし二輪草特別、アントニオピサが類まれなレースセンスを駆使した手堅い取り口で久々の勝ち星

先頭はノースソルジャーでリードは1馬身。単独の2番手にサブノハゴロモが続く。そのすぐ後ろ、アントニオピサが3番手。そのあと、マルカンパンサーが4番手。1馬身離れて、ムサシキングオーとジャルディーノが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行する各馬がなかなか止まらない中、絶好位にいたアントニオピサが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、中団の位置から弾けるような伸びを見せたヴェリーハードが続き、2着とクビ差の3着には、4番手の位置から出色の末脚を披露した1番人気のマルカンパンサーが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたダイヤモンドダンスが入線、さらに2馬身半差の5着には、先行勢の後ろにいたジャルディーノが食い込んだ。2番人気のドバイエキスプレスは11番手にいたがいいところなく14着に敗れた。