マルカンパンサー（2009年生、母スプリングダイアナ）

マルカンパンサー（2009年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時10歳）と交配したスプリングダイアナが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。2014年の’14クリスタルナイトカップ(牝)に勝利した他、2017年のコスモス賞(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

7歳のとき、斉藤勘介から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、JPN技研によって64.8万円で落札された。

高橋三郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2011年）

12月2日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったボンカマラードに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のミラクルスターをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2012年）

10月4日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったゴールデンウルフに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2六七八（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、マルタカテンザンに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月11日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したフェザーステップを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

12月19日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、シクラメン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有年淳騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

12月30日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、SEGAダービーオーナーズクラブ賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るローレルイニシオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

4歳（2013年）

1月25日、中3週で迎えた9戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したコウヨウアレスにアタマ差届かず2着に惜敗した。

2月18日、中2週で迎えた10戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、春雷特別（大井ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたモンテチェルビーノ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

3月4日、中1週で迎えた11戦目は、春水特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた12戦目は、八丈富士賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月12日、中6週で迎えた13戦目は、おうし座特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したキタカイガンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月7日、中3週で迎えた14戦目は、夏木立特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた15戦目は、ヘルクレス座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したミニレイスターを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、わし座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のブラックエンペラーに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

8月13日、中4週で迎えた17戦目は、ペリドット賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレディハートに4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

9月18日、中4週で迎えた18戦目は、海王星賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るオキナワレッドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて5勝目を収める

10月16日、中3週で迎えた19戦目は、時雨月賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、逃げるネコセンプーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

11月6日、中2週で迎えた20戦目は、水彩都市・江東特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦3勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた21戦目は、インタラクションカップ（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤博紀騎手（5戦3勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた22戦目は、ラピスラズリ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤博紀騎手（6戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（2014年）

5月16日、約4か月半の休養明けで迎えた23戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤博紀騎手（7戦3勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた24戦目は、JAいちかわ賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤博紀騎手（8戦3勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、スタールビー賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のカムリに3馬身半の差をつけて優勝

7月30日、中2週で迎えた26戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定オープンの’14クリスタルナイトカップ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハッピーウェーブに1馬身半の差をつけて7勝目をつかんだ。

9月18日、中4週で迎えた28戦目は、オフトひたちなか賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ミラーコロにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月22日、中4週で迎えた29戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた30戦目は、オープス磐梯賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダイヤモンドダンスに2馬身半の差をつけて8勝目をつかんだ。

11月27日、中1週で迎えた31戦目は、いたばし二輪草特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた32戦目は、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6歳（2015年）

1月22日、中2週で迎えた33戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、’15ウインタースプリント（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

8月28日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、東京中日スポーツ賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサブノホホエミに2馬身半の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

9月29日、中4週で迎えた35戦目は、’15ムーンライトカップ（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（8戦4勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月4日、中4週で迎えた36戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた37戦目は、オープス磐梯賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた38戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

7歳（2016年）

6月10日、約5か月半の休養明けで迎えた39戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、ムーンストーン賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月12日、中4週で迎えた40戦目は、’16スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（11戦4勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月2日、中2週で迎えた41戦目は、’16シーサイドカップ（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（12戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8歳（2017年）

1月17日、約5か月半の休養明けで迎えた42戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、シデ特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のキービスケットをアタマ差振り切って休養明け初戦を物にした。

2月3日、中1週で迎えた43戦目は、ムーンストーンオープン（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた44戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたサザンキング決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

3月1日、中1週で迎えた45戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップジュノ賞（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月13日、中5週で迎えた46戦目は、山桜特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のブランニューに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5月3日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデJpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた48戦目は、カーネーション特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のブランニューに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

6月9日、中2週で迎えた49戦目は、パールオープン（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（5戦2勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったマヤノオントロジーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

6月23日、中1週で迎えた50戦目は、磯ノ木特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンダフルタイムを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月13日、中2週で迎えた51戦目は、地方重賞のサマーカップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた52戦目は、牝馬限定オープンのコスモス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったポルタディソーニに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。