ヒルノライブリー（2000年生、母コウギョウスキー）

ヒルノライブリー（2000年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のイムラツド（当時23歳）と交配したコウギョウスキーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居善彰。戦績は、地方27戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小林嘉弘から「2001年度北海道9月市場アングロアラブ1歳、2001年度北海道10月市場アングロアラブ1歳」及び「北海道11月市場アングロアラブ1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

新山広道厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2002年）

8月22日、デビュー戦は深見明宏騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュシルバー（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムケイマックスから1馬身半差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深見明宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月18日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヤマノユーノスに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月24日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のフレッシュシルバー（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は深見明宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系2歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系2歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は深見明宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた9戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた10戦目は、2歳戦の名古屋2歳特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は深見明宏騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2003年）

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で深見明宏騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月10日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキジョービックから1馬身半差の2着となった。

7月23日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の3歳プリンス（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中0週で迎えた18戦目は、アラ系3歳A9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り5着に終わった。

11月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた19戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は宮下瞳騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般A7（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート1400m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2004年）

1月19日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムケイマックスから2馬身半差の2着となった。

1月26日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般A6（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、オグリヒーローに交わされて3馬身差の2着となった。

2月9日、連闘で迎えた26戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮下瞳騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、約5か月の休養明けで迎えた27戦目は、田中浩晃騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。