ドラゴンオサム（2010年生、母リンガスマドンナ）

ドラゴンオサム（2010年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「龍＋人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時12歳）と交配したリンガスマドンナが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三木田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着3回、地方68戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2016年の岩手早咲き賞(一般C1五)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三木田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、三木田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大久保和夫によって661.5万円で落札された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

1月5日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は548kg。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、タカノヒーローに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

2月2日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで踏ん張ったが、ロレーヌクロスにハナ差交わされて2着に惜敗した。

3月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、伸びてきたミラクルルーマー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヴェルシュナイダーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中3週で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳A（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のハヤテスプリント（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は千田洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

9月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた12戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、サイアーライン特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた13戦目は、女郎花特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月10日、中3週で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた14戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、鮭あわびまつりレース（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

11月30日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた15戦目は、前へ!前へ!前へ!（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた16戦目は、ムーンストーンレース（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったソーラーインパルスに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

4歳（2014年）

1月11日、中3週で迎えた17戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のニューイヤーカップ JBC2014（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた18戦目は、春雷特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は千田洋騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた19戦目は、キャピタルステッキ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

3月14日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、若葉特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた21戦目は、八丈島フリージア賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず14着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた22戦目は、仲春特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた23戦目は、一般B1一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は千田洋騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた24戦目は、JBCイヤー薔薇満開レース（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月15日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、ねむの木賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた26戦目は、ブルームーンレース（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた27戦目は、JBCイヤー朝顔レース（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で千田洋騎手（8戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた28戦目は、サクセスエイジカップ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で千田洋騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月23日、中0週で迎えた29戦目は、JBCイヤー芙蓉レース（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で千田洋騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた30戦目は、JBCイヤー彼岸花レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で千田洋騎手（11戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず最後はオーミフォレストと並んで7着同着となった。

9月22日、中1週で迎えた31戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で千田洋騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた32戦目は、白神賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で千田洋騎手（13戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた33戦目は、三陸鉄道全線運行再開記念（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で千田洋騎手（14戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた34戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、清水の湧口レース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた35戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、葉山めがね橋レース（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた36戦目は、50周年フェアウェルレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5歳（2015年）

1月4日、連闘で迎えた37戦目は、葛巻まちなか雪まつりレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、春競馬オープニング（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグレイスフルライフに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月11日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったグラスシューターに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のゴールドカナチャンに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月10日、中1週で迎えた41戦目は、オレンジプリンセス（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は千田洋騎手（15戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったヤマニンパニエに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（16戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリアリゼーションに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月14日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（17戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（18戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のキタノハヤブサを3/4馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

7月12日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千田洋騎手（19戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（7戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、サマーブルーヘブンに交わされて1馬身差の2着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた48戦目は、たいゆう緑花園フェスタ賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた50戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた51戦目は、宮古新里まつり賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るナカザルオーを半馬身差し切って5勝目を掴み取った。

10月26日、中1週で迎えた52戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、五葉山賞（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた53戦目は、最高級・江刺りんご賞（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた54戦目は、JA岩手ふるさと前沢牛杯（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したカンヌを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた55戦目は、伝統の味・岩谷堂羊羹賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた56戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6歳（2016年）

1月9日、中2週で迎えた57戦目は、永岡蘇民祭賞（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた58戦目は、岩手早咲き賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヤマニンティグルをクビ差振り切って優勝

4月9日、中1週で迎えた59戦目は、大屋梅賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた60戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、江刺甚句まつり賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた61戦目は、つなぎ温泉御所湖賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて9着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた62戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、新緑賞（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた63戦目は、コサージュ賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた64戦目は、一般C1二（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた65戦目は、エメラルダ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた66戦目は、北上川ゴムボート川下り賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた67戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた68戦目は、閉伊川川下り大会賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は千田洋騎手（20戦2勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた69戦目は、三本木亜炭記念館賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（21戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた70戦目は、希望郷いわて国体開催記念一戸町賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（22戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた71戦目は、BS開局5周年記念・グリーンチャンネル賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（23戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた72戦目は、メルシャンワイン賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で千田洋騎手（24戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた73戦目は、ジョージア賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で千田洋騎手（25戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた74戦目は、JA岩手ふるさと奥州牛杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で千田洋騎手（26戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

12月30日、中5週で迎えた75戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

7歳（2017年）

1月7日、連闘で迎えた76戦目は、もりおか短角牛賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。