カオリジョバンニ（1998年生、母カオリローマン）

カオリジョバンニ（1998年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時15歳）と交配したカオリローマンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は大須賀牧場。戦績は、中央平地47戦6勝2着9回。2003年の東京新聞杯(G3)で3着に入った他、2003年のニューイヤーステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

12月9日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3歳（2001年）

1月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず13着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では閃光の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエーピースラッガーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉永護騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で吉永護騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた8戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のサマーキャンドルをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

4月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦1勝）。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず最後はスキャンボーイと並んで7着同着となった。

4月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンの駒草賞（東京芝2000m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳900万下のさくらんぼステークス（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、逃げるシルヴァーゼファーを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳G3のラジオたんぱ賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

11月3日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の立冬特別（東京芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の昇仙峡特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の豊明特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（11戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

4歳（2002年）

1月5日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下の初日の出賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉永護騎手（12戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の東雲賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉永護騎手（13戦1勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下のテレビ山梨杯（東京芝1600m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田面木博公騎手（4戦1勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったショウナンマインドにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月23日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上1000万下の房総特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るインターサクセスを猛烈な末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

3月3日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（6戦2勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したイカルスドリームを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月30日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（7戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上1600万下の卯月ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（8戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したウインブレイズを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の晩春ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田面木博公騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったフォーレルアゲインにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月8日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上1600万下の湘南ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田面木博公騎手（10戦2勝）。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

6月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた26戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の皆生特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下の三宮特別（阪神芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の豊栄特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（14戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したビッグフリートを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月9日、約4か月の休み明けで迎えた29戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の水郷特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、5着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた30戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のシャングリラ賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は吉永護騎手（15戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったレディーシップにねじ伏せられてアタマ差の2着に甘んじた。

5歳（2003年）

1月18日、中3週で迎えた32戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（16戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、伸びてきたデュランダル決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

2月2日、中1週で迎えた33戦目は、G3の東京新聞杯（中山芝1600m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（17戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月22日、中2週で迎えた34戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り雨/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4月6日、中5週で迎えた35戦目は、4歳以上1000万下の山陽特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のマルブツブライアンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、4歳以上1000万下の高尾特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（18戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた37戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の乙訓特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月19日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた38戦目は、3歳以上1000万下の神奈川新聞杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（19戦1勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に敗れた。

11月16日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた39戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のTVKテレビ賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた40戦目は、3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、勝ったハスラーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、3歳以上1000万下の水郷特別（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（11戦2勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く持ち堪えて、最後は2着のハスラーをハナ差振り切って優勝

6歳（2004年）

1月12日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上1600万下の初富士ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のグラスボンバーをアタマ差振り切って6勝目を収める

2月29日、中6週で迎えた43戦目は、G2の中山記念（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい14着に終わった。

7歳（2005年）

1月15日、約10か月半の休養明けで迎えた44戦目は、ハンデ戦でオープンのニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた45戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた46戦目は、岡部幸雄騎手引退記念（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（20戦1勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

4月10日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた47戦目は、ハンデ戦でオープンの福島民報杯（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田面木博公騎手（12戦3勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。