アカネシャーク（2004年生、母ウインザーシャーク）

アカネシャーク（2004年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタガノサイレンス（当時11歳）と交配したウインザーシャークが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長沼幸一。戦績は、地方27戦4勝2着3回。2006年のグラスワンダー賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

清水日出男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

5月31日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月20日、中6週で迎えた2戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノクロカミに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月31日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのグラスワンダー賞（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカザグルマから半馬身差の2着となった。

10月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネグラから半馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテツゴッドに1馬身の差をつけて制した。

11月1日、連闘で迎えた7戦目は、2歳オープンのゴールドアリュール賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

12月15日、中5週で迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のラブスプラッシュに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

1月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月10日、中9週で迎えた14戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた15戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の踊子草特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のユスラウメ特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳戦の乙女ゆり特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のモエレスプライトをクビ差振り切って4勝目を挙げた。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた20戦目は、涼風特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた21戦目は、いて座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアクアフレイバーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた22戦目は、うお座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

10月19日、中4週で迎えた23戦目は、コスモス特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（2008年）

5月16日、約7か月の休養明けで迎えた24戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、練馬区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた25戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、かんむり座特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた26戦目は、りゅう座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた27戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。