シゲルアカメバル（2013年生、母シゲルホープ）

シゲルアカメバル（2013年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋魚名『赤メバル』」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時16歳）と交配したシゲルホープが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害4戦0勝、地方10戦6勝。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上C2-7。

経歴

デビュー前

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

4月16日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

7月17日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

10月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月10日、中5週で迎えた6戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2017年）

1月21日、中5週で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月18日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月16日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 16（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のバンクシアパークに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のパラレルユニバースに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月12日、中1週で迎えた11戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンドピットに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月1日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のゼットラックに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2018年）

3月3日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、夢見月賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

4月8日、中4週で迎えた14戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のカロミオベンに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月28日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のサツキハイセンスを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

5月26日、中1週で迎えた17戦目は、ケンタウルス座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月23日、中3週で迎えた18戦目は、しし座特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。