エアコンヴィーナ（2015年生、母エアレモネード）

経歴

デビュー前

3歳（2018年）

4月22日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のペイシャディアに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月29日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

11月17日、中6週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着に入った。

4歳（2019年）

2月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

10月14日、約8か月の休養明けで迎えた7戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったプロトイチバンボシにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のグレースアンバーに2馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

5歳（2020年）

1月5日、中9週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったロンドンテソーロに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

1月25日、中2週で迎えた10戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月8日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの伊良湖特別（中京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

5月2日、中7週で迎えた12戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のニシノコトダマに2馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

7月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの越後ステークス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田菜七子騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

11月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上3勝クラスの銀嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したスパーダにクビ差届かず2着となった。

6歳（2021年）

2月7日、中9週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの遠江ステークス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた16戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの中京スポーツ杯（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた17戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのやまびこステークス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたスナークスター決め手に屈してアタマ差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの鎌倉ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

6月6日、中5週で迎えた19戦目は、3歳以上3勝クラスの麦秋ステークス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

7月24日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの越後ステークス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

10月31日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた21戦目は、3歳以上3勝クラスの秋嶺ステークス（東京ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコパノマーキュリーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

2021年11月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。