ダークキングダム（2002年生、母ブルーペルル）

ダークキングダム（2002年5月5日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「闇の王国。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時9歳）と交配したブルーペルルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方35戦3勝2着10回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2 12。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,890万円（9.45万×200口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

3月5日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月8日、中3週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた4戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に敗れた。

7月23日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

8月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加藤士津八騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた7戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティーブーツ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月11日、中6週で迎えた8戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月30日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

4歳（2006年）

1月27日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2-11 12（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

2月24日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2十1112（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したハッピーミールにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3月30日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2-10 11（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C291011（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タケデンゲイルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月18日、中3週で迎えた15戦目は、一般C291011（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったワイエスドクターに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C2七八（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた19戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月22日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、最後はオールドワールドと並んで3着同着となった。

5歳（2007年）

1月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったグランドスタックにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3一二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3一（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したセユーサクラにハナ差届かず2着となった。

4月13日、中5週で迎えた26戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中4週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の一般C2-16 C3一（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（10戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラブファミリーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月6日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2十11（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（11戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

6月12日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2十1112（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（13戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（14戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤクモオリンピアにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月9日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ニシノロマンスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

8月31日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（8戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったワンダーサンディを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（16戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月10日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた35戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったトキノロマンを半馬身捉え切れず2着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダンクシャルマンをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月5日、中1週で迎えた37戦目は、ベイサイド賞（川崎ダート2100m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

6歳（2008年）

3月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた38戦目は、一般C2 12（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイアイグールマンを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

10月16日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた39戦目は、一般C2 11（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたレオアイリス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2-12 13（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。