ケンタハワイ（1991年生、母エイブルテスコ）

ケンタハワイ（1991年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウショウルチェー（当時14歳）と交配したエイブルテスコが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地24戦0勝2着2回、地方24戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年のもくれん特別(B3二)。

経歴

デビュー前

黒田桂二厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1993年）

11月6日、デビュー戦は大堀浩和騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキンショウレディに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月3日、中3週で迎えた2戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の駒草特別二（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーカナーから4馬身差の2着に敗北した。

3歳（1994年）

1月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の若獅子特別一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月20日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦のあじさい特別二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大堀浩和騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラグローリーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のエクセレント特別一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大堀浩和騎手（2戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の珊瑚礁特別一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月12日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦の秋作特別一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1995年）

2月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大堀浩和騎手（3戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のテスコオーに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月4日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハナガタスターに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月26日、中2週で迎えた13戦目は、レンゲ草特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアーソーテンザンに3馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

5月17日、中2週で迎えた14戦目は、あやめ特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月1日、約5か月半の休み明けで迎えた15戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大堀浩和騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月14日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったピュアドーターから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（1996年）

1月2日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスマルオーカンをクビ差制して制した。

2月7日、中4週で迎えた18戦目は、白梅特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤリンデンをクビ差制して優勝

3月13日、中4週で迎えた19戦目は、もくれん特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリズムスターをクビ差制して8勝目を手にした。

4月2日、中2週で迎えた20戦目は、マルチマックス特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（14戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月11日、中5週で迎えた21戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の金峰山特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた22戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた23戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた24戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の初蛍賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた25戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の岩室特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた26戦目は、D.ホランド騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の野島崎特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた27戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の鹿野山特別（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた28戦目は、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上はD.ホランド騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた29戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下の西湖特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上はD.ホランド騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた31戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の深秋特別（東京ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったゴールデンビーコンにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた32戦目は、A.マシューズ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の初霜特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた33戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたリワードシャノン決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

6歳（1997年）

1月7日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた36戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた37戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた38戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着を確保した。

4月12日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月3日、中2週で迎えた40戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず13着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた41戦目は、5歳以上900万下の秋川特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた43戦目は、5歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

9月6日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（6戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

12月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた45戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、仲冬賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた46戦目は、ノースウィンド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

7歳（1998年）

1月20日、中2週で迎えた47戦目は、小安和也騎手を鞍上に迎えて、初春賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた48戦目は、サンドストーム賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉井竜一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。