マヤノリファーズ（1986年生、母ハツピーセダン）

マヤノリファーズ（1986年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のランズダーン（当時6歳）と交配したハツピーセダンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）下屋敷牧場。戦績は、中央平地23戦3勝2着6回、地方25戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

12月3日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

12月24日、中2週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のマルブツノーブルに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

3月4日、中6週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったシロキタジョージにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、プリティハットに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（1990年）

1月7日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ミリオンアドニスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月7日、中9週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた11戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったカンタローに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアカツキホーザンに6馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

7月8日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったドクターヒーローに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月24日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったサンダーリズムに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

5歳（1991年）

1月12日、中3週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤哲三騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のキョウエイエールに1馬身1/4の差をつけて3勝目を獲得した。

1月27日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の平尾台特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で佐藤哲三騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた19戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。13頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

6歳（1992年）

7月5日、約16か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

8月1日、中2週で迎えた23戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の博多特別（小倉芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7歳（1993年）

1月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月24日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた25戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた26戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月21日、中1週で迎えた27戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた28戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた29戦目は、開設65周年記念（荒尾ダート2150m 曇/不良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた30戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた31戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた32戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた33戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた34戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた35戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月20日、約5か月の休み明けで迎えた36戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田正美騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインザワールドからアタマ差の2着に惜敗した。

12月5日、中1週で迎えた37戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田正美騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた38戦目は、サラブレッド大賞典（荒尾ダート2150m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田正美騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8歳（1994年）

1月3日、中1週で迎えた39戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で和田正美騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた40戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田正美騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイテイルドルフからアタマ差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた41戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田正美騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた42戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田正美騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた43戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田正美騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた44戦目は、開設66周年記念（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田正美騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、約4か月半の休み明けで迎えた45戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた46戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー特別（中津ダート1760m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月12日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた47戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月25日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた48戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。