キラキラトーア（2011年生、母トーアスカイヴュー）

キラキラトーア（2011年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「光り輝いているさま＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時13歳）と交配したトーアスカイヴューが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方38戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は2014年の3歳B1-2。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

1月18日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

2月8日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/重）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつつじ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた4戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた5戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた6戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の稔梨結規金沢競馬来場記念3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったピメレアロゼアに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月6日、連闘で迎えた7戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

7月13日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B1-2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のレインボーダンスに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月22日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、スガノギムレットに交わされて1馬身差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったカネトシエンパシーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の福井県畜産協会長賞3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた14戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、ミラクルヴォーグにハナ差交わされて2着となった。

10月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1-6（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1-5（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた18戦目は、トレイルランニング特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた19戦目は、KyuSanバースデー記念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のパープルフレックスに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月16日、中1週で迎えた20戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、出倉慧人くん1歳誕生日記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月25日、連闘で迎えた21戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドライトウショウに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4歳（2015年）

1月8日、中1週で迎えた22戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた23戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったゴールデンフェザーを半馬身捉え切れず2着となった。

2月2日、中0週で迎えた24戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファインクリスエスに交わされて1馬身差の2着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヤサカメジェールを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月5日、中1週で迎えた26戦目は、若草特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシュガーキッスに2馬身半の差をつけて4勝目を収める

4月7日、連闘で迎えた28戦目は、一般B2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナスヤマザクラに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた29戦目は、能登島ガラス美術館特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月19日、中3週で迎えた30戦目は、一般B2-6（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた31戦目は、山中温泉菖蒲湯まつり特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のゴールデンリーフをクビ差振り切って5勝目を掴み取った。

6月14日、中1週で迎えた32戦目は、ビッグゴールドSC杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネルボランタスに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月23日、連闘で迎えた33戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1-3（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた35戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（10戦3勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた36戦目は、日室の鎌祭り特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑野等騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた37戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、寺家の秋祭り特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた38戦目は、相原幸子喜寿おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた39戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月27日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（14戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた41戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。