クィーンソフィア（1996年生、母スーパーハキ）

クィーンソフィア（1996年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のロイヤルスキー（当時22歳）と交配したスーパーハキが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、地方18戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の一般C2三ア。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1999年）

2月17日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニッポークロスを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

4月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

11月16日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のメイプルシュガーをクビ差振り切って休み明け初戦を物にした。

12月27日、中5週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のノースウィンディに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

4歳（2000年）

1月5日、連闘で迎えた7戦目は、5歳（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジミショウモクに2馬身の差をつけて4勝目を収める

1月18日、中1週で迎えた8戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた9戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のスズヨキングをアタマ差振り切って5勝目を手に入れた。

4月4日、中6週で迎えた10戦目は、一般C1七（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ファイヤーマンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、篠田剛孝騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた13戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ユーコーエルにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月29日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、麦秋特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は篠田剛孝騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月7日、中5週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた15戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマヒサダンディから1馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中1週で迎えた16戦目は、海原特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（9戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオリエントギャルにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中8週で迎えた17戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月1日、中4週で迎えた18戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。