ゴールドテッカネン（1997年生、母ループスキークロス）

ゴールドテッカネン（1997年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティッカネン（当時6歳）と交配したループスキークロスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、地方18戦12勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のリゲル賞(一般B3二)。

経歴

デビュー前

野島三喜雄厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2000年）

10月3日、デビュー戦は藤原良一騎手を鞍上に据えて、4歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた2戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のイチノマグマをクビ差制して初白星を挙げた。

11月15日、中2週で迎えた3戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナに4馬身の差をつけて2勝目を収める

12月4日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタシンザンからハナ差の2着に甘んじた。

12月25日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤原良一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイユウハヤブサに半馬身の差をつけて制した。

4歳（2001年）

1月17日、中2週で迎えた6戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月7日、中6週で迎えた7戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジンジャガーに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

4月12日、中2週で迎えた9戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジーミユキに2馬身の差をつけて5勝目を収める

5月5日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデーセイハに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月26日、中6週で迎えた11戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカシノロッチを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

7月24日、中3週で迎えた12戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のセンターポールを3/4馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

8月9日、中1週で迎えた13戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、潮風特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、千代田区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したタカノスパークにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハザマギャラクシーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて9勝目を収める

9月27日、中2週で迎えた16戦目は、海王星特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のバーニングヒメをアタマ差振り切って10勝目を達成した。

10月7日、中0週で迎えた17戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のビックジャックをクビ差振り切って勝利数を11に伸ばす

11月1日、中3週で迎えた18戦目は、リゲル賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のカゼノムサシを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。