ヨシカツメガミ（1992年生、母マルゼンダイヤ）
Yoshikatsu Megami
1992.03.21
ヨシカツメガミ（1992年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のイチコウエンライ（当時6歳）と交配したマルゼンダイヤが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は森 和芳。戦績は、中央平地8戦1勝、地方43戦9勝2着9回。主な勝ち鞍は1994年のアラ系3歳未勝利。
経歴
デビュー前
武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1994年）
6月25日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。
7月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
7月24日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。
8月6日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハヤカエデを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。
8月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのアラブ3歳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。
9月24日、中4週で迎えた6戦目は、アラ系3歳オープン（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。
10月16日、中2週で迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。
10月29日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、アラ系3歳400万下の福島アラブ3歳特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。
12月29日、中8週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた9戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（高知ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカサゴサキガケに3/4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。
3歳（1995年）
1月9日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月4日、中3週で迎えた11戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒサノカオリに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。
2月13日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系一般C4-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサチエノセブンをクビ差制して1着ゴールを果たした。
4月17日、中8週で迎えた13戦目は、アラ系一般C3-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山北隆士騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月29日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C3-2（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山北隆士騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月21日、中2週で迎えた15戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスガンからハナ差の2着に惜敗した。
6月24日、中4週で迎えた16戦目は、アラ系一般C3-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月2日、連闘で迎えた17戦目は、ひまわり特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月31日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシナノサンダーからアタマ差の2着に甘んじた。
8月21日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のウルトラホマレに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
9月26日、中4週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2-2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマトタイムから2馬身半差の2着となった。
10月15日、中2週で迎えた21戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のKUTV杯（高知ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月3日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山北隆士騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月23日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤジキッカオーをアタマ差制して6勝目をゲットした。
12月5日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月28日、中2週で迎えた25戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサラシオに2馬身の差をつけて7勝目をゲットした。
4歳（1996年）
1月23日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた26戦目は、アラ系一般C1イ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月6日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた27戦目は、アラ系一般C1イ（笠松ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシケンミラクルから2馬身差の2着となった。
2月20日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C1イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレチカラをハナ差制して勝利を手に入れた。
3月7日、中1週で迎えた29戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、つくし特別（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロビンフッドから3/4馬身差の2着に敗北した。
3月22日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキミノシンゲキからアタマ差の2着に甘んじた。
4月4日、中1週で迎えた31戦目は、春風特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホーエイアバレンボに7馬身の差をつけて制した。
4月26日、中2週で迎えた32戦目は、すみれ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月17日、中2週で迎えた33戦目は、金華山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインホープからハナ差の2着に甘んじた。
6月23日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、あじさい特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロビンフッドから4馬身差の2着に敗北した。
7月18日、中3週で迎えた35戦目は、御岳特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井薫人騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月1日、中5週で迎えた36戦目は、アラ系一般A2 B1（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は村井栄治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカイーグルに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。
10月6日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、東海グローリ（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（10戦3勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月6日、中3週で迎えた38戦目は、アラブ銀杯（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は村井栄治騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月25日、中2週で迎えた39戦目は、古太尽特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（11戦3勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月15日、中2週で迎えた40戦目は、アラ系一般A2 B1（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスターグランディからアタマ差の2着となった。
5歳（1997年）
1月15日、中3週で迎えた41戦目は、今井孝一騎手を鞍上に迎えて、新春グローリ（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月29日、中1週で迎えた42戦目は、エンペラア争覇（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（13戦3勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月12日、中1週で迎えた43戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（14戦3勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月17日、中4週で迎えた44戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、マーチオープン（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
4月10日、中2週で迎えた45戦目は、仲春特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月17日、連闘で迎えた46戦目は、春暖特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福重正吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。
5月24日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた47戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、つつじ特別（足利ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた48戦目は、渡良瀬特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月22日、中1週で迎えた49戦目は、胡蝶特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた50戦目は、ひまわり特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋和宏騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月14日、約5か月半の休み明けで迎えた51戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、日刊スポ杯（足利ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。