ゾロ（2004年生、母ニドクリフオックス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、木村龍彦によって105万円で落札された。

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

7月26日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

8月24日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったポエラヴァからハナ差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハナマイに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、伸びてきたウエスタンローレル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のカトレア特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、デザートボスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2007年）

1月9日、中1週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の南天特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したグローリーソングを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月9日、中0週で迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るバッケンレコードを上がり2位タイの末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

5月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のハナミズキ特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた13戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の透百合特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月6日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月23日、中1週で迎えた15戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたグランドキーマン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

12月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2008年）

10月6日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、台東区特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、シルクキャリバーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

10月29日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブライダルサンデーに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた21戦目は、冬芽特別（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた22戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5歳（2009年）

2月23日、中7週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた23戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のバルセロナを半馬身振り切って4勝目を獲得した。

3月18日、中2週で迎えた24戦目は、幸手権現堂桜堤賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサイショワグーをクビ差振り切って制した。

5月21日、中4週で迎えた26戦目は、新緑特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

6月19日、中3週で迎えた27戦目は、高麗山特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシルクウォリアーをクビ差振り切って勝利をモノにする

7月16日、中3週で迎えた28戦目は、城ヶ島特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3二（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るノゾミヒカルを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝

10月29日、約3か月の休み明けで迎えた30戦目は、関宿特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた31戦目は、イーバンク銀行IN川崎賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた32戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、フロイデ特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

6歳（2010年）

1月4日、中2週で迎えた33戦目は、初詣特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

5月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた34戦目は、端午特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

5月14日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた35戦目は、曽我特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた36戦目は、パール特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったラヴェルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月26日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

8月23日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた38戦目は、星月夜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（11戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

12月16日、約4か月の休養明けで迎えた39戦目は、フロイデ特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

7歳（2011年）

1月4日、中2週で迎えた40戦目は、松竹梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（13戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

2月28日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた41戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

4月14日、中5週で迎えた42戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（14戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。