アクティブバイオ（1997年生、母ロイヤルバイオ）

アクティブバイオ（1997年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時9歳）と交配したロイヤルバイオが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）荒井牧場。戦績は、中央平地47戦6勝2着5回、中央障害3戦1勝2着1回。2002年の日経賞(G2)に勝利した他、2003年のアルゼンチン共和国杯(ハンデG2)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

4月30日、デビュー戦は牧田和弥騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のソレイユに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月6日、連闘で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の京都新聞杯（京都芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ケージージェットにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下の水芭蕉特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

7月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた7戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシンコウバウンティに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月15日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の清滝特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の西郷特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のラブイズドリームに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月2日、中4週で迎えた12戦目は、G2のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4歳（2001年）

4月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、ハンデ戦でオープンの大阪-ハンブルクカップ（阪神芝2500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るロングテンメイを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

5月19日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた16戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた17戦目は、巴賞（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月19日、中3週で迎えた19戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた20戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、札幌日経オープン（札幌芝2600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したファイトコマンダーにクビ差届かず2着に惜敗した。

5歳（2002年）

3月2日、約6か月の休み明けで迎えた21戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の御堂筋ステークス（阪神芝2200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったタップダンスシチーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3月23日、中2週で迎えた22戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G2の日経賞（中山芝2500m 小雨/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のタップダンスシチーをアタマ差振り切って待望の重賞初制覇を果たした。

4月28日、中4週で迎えた23戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦1勝）。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったトシザブイにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

6月23日、中4週で迎えた25戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

10月6日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、G2の毎日王冠（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた28戦目は、G2のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤浩輝騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた29戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で後藤浩輝騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

6歳（2003年）

1月11日、中2週で迎えた30戦目は、万葉ステークス（京都芝3000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったダイタクバートラムに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月16日、中4週で迎えた31戦目は、ハンデG3のダイヤモンドステークス（中山芝3200m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月23日、中4週で迎えた32戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月4日、中5週で迎えた33戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた34戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月28日、約4か月の休み明けで迎えた35戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた36戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のナチュラルナインをクビ差振り切って重賞2勝目をマークした。

11月30日、中2週で迎えた38戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦1勝）。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

12月28日、中3週で迎えた39戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7歳（2004年）

3月27日、約3か月の休み明けで迎えた40戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた41戦目は、ハンデ戦でオープンのメトロポリタンステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月22日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（5戦1勝）。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

10月24日、約5か月の休養明けで迎えた43戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロアービンから4馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中2週で迎えた44戦目は、J.リデル騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルデフィーに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月11日、中3週で迎えた45戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は2戦連続でJ.リデル騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8歳（2005年）

1月23日、中5週で迎えた46戦目は、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた47戦目は、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り雨/重）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

3月26日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた48戦目は、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月1日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた49戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が衰えて17着に終わった。

5月21日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた50戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。