アサヒタイクーン（1992年生、母タニワーデン）

アサヒタイクーン（1992年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時12歳）と交配したタニワーデンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣一敏。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方18戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の一般C3-3。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

8月12日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は484kg。17頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず15着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた4戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、オンワードチェストに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた5戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて17着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4歳（1996年）

1月13日、中9週で迎えた7戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4-6（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のウンリュウに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

1月27日、中1週で迎えた8戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた9戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2 C3-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2 C3-5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2 C3-4（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は栗林宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミサトマリーに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

3月28日、中1週で迎えた13戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクイックワンから1馬身差の2着となった。

7月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月14日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月26日、中5週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた17戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で蔵重浩一郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月7日、中1週で迎えた20戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた21戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウヨウファイターから1馬身半差の2着となった。

10月29日、連闘で迎えた22戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウエイノホシから半馬身差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシノココロに半馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

12月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。