ビーザベスト（2018年生、母プリティアクィーン）

ビーザベスト（2018年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時15歳）と交配したプリティアクィーンが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中村弘昭。2021年の園田オータムトロフィー(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

新子雅司厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2020年）

8月12日、デビュー戦は笹田知宏騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は449kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったツムタイザンに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗れた。

3歳（2021年）

5月12日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（園田ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカムバルアタにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月4日、中2週で迎えた3戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウーマナイザーに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

6月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジョウショーモードに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月16日、中2週で迎えた5戦目は、グラジオラス賞（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモズプラチナに9馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のクリスタル賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンビッグボスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の園田オータムトロフィー（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトリニティノットに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月27日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（6戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るミラクルベルンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（7戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るプリンサンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。