ミカワチャンピオン（1994年生、母カスガサンマン）
1994.05.27
ミカワチャンピオン（1994年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のオオヒエイ（当時8歳）と交配したカスガサンマンが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）宇南山牧場。戦績は、地方44戦12勝2着2回。2000年の桃花特別（P）(アラ系一般 ハンデ)に勝利した他、2000年のひまわり賞（P）(アラ系一般 ハンデ)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
佐藤茂厩舎（上山）へ入厩。
2歳（1996年）
8月15日、デビュー戦は関本秀幸騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（上山ダート800m 小雨/重）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月24日、中5週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワンモアセンプーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月7日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーミヤシロに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
11月5日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレヒットに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月3日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の若駒賞（上山ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラコウギョウに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
3歳（1997年）
4月6日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で関本秀幸騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月5日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系一般A（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本秀幸騎手（6戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のスズラン賞（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で関本秀幸騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミフラワーに9馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。
6月15日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の東北アラブダービー（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本秀幸騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月13日、中3週で迎えた10戦目は、かに座特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で関本秀幸騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のルビーセンプーに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
8月16日、中4週で迎えた11戦目は、上山グランプリ日本海記念（上山ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で関本秀幸騎手（10戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月15日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の北日本アラブ優駿（水沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で関本秀幸騎手（11戦6勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。
4歳（1998年）
4月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、ヘリオス特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で関本秀幸騎手（12戦6勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月3日、中3週で迎えた14戦目は、おうし座特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で関本秀幸騎手（13戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月31日、中3週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた15戦目は、ふたご座特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で関本秀幸騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノシズヒロに3馬身の差をつけて勝利をモノにする
6月16日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で関本秀幸騎手（15戦7勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた17戦目は、かに座特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で関本秀幸騎手（16戦7勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、千場俊彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千場俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月10日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千場俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のスガノブロンドに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
11月23日、中1週で迎えた21戦目は、奥の細道大賞典（上山ダート2300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千場俊彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5歳（1999年）
4月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた22戦目は、おひつじ座特別（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（17戦7勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月25日、中5週で迎えた23戦目は、仙台七夕まつり賞（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（18戦7勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月26日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた24戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（19戦7勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた25戦目は、さそり座特別（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（20戦7勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた26戦目は、さそり座特別（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（21戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月5日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で関本秀幸騎手（22戦7勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウェストウインから6馬身差の2着となった。
6歳（2000年）
1月12日、中4週で迎えた28戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの新春グローリ（P）（笠松ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。
1月28日、中1週で迎えた29戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、東海グローリ（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた30戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
2月25日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦でオープンの桃花特別（P）（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のフジノテイオーに3馬身の差をつけて9勝目を収める
4月7日、中5週で迎えた32戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブチャンピオン賞（笠松ダート1900m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。
4月28日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦でオープンの花吹雪争覇（P）（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマルカシードに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。
5月29日、中3週で迎えた34戦目は、メイオープン（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月23日、中3週で迎えた35戦目は、東海グローリ（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルカシードを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利をモノにする
7月26日、中4週で迎えた36戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのひまわり賞（P）（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のホマレメガミをクビ差振り切って優勝
9月15日、中6週で迎えた37戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。
11月10日、中7週で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブ銀杯（P）（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。
11月23日、中1週で迎えた39戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月18日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦でオープンの銀嶺争覇（P）（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
7歳（2001年）
1月2日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブギフ大賞典（笠松ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。
1月12日、中0週で迎えた42戦目は、ハンデ戦でオープンの新春グローリ（P）（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。
1月26日、中1週で迎えた43戦目は、東海グローリ（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したケイエスマジックにハナ差届かず2着となった。
2月16日、中2週で迎えた44戦目は、堺克敏騎手を鞍上に迎えて、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。