ラハトケレブ（2013年生、母ディアアドマイヤ）
Lahat Chereb
2013.02.10
ラハトケレブ（2013年2月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「旧約聖書の『創世記』に『炎の剣』として載っている魔法の剣」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時15歳）と交配したディアアドマイヤが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2015年の2歳未勝利。
経歴
デビュー前
当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、永田和彦によって1,890万円で落札された。
牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2015年）
6月21日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 小雨/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したトモジャクールに3/4馬身届かず2着に敗北した。
7月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。
8月29日、中6週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のワンスインアライフに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
10月17日、中6週で迎えた4戦目は、2歳500万下の紫菊賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜中俊騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。
11月14日、中3週で迎えた5戦目は、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で浜中俊騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。
12月13日、中3週で迎えた6戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のこうやまき賞（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。
3歳（2016年）
2月13日、中8週で迎えた7戦目は、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したマウントロブソンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。
3月6日、中2週で迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
7月31日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の北辰特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。
8月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。
9月24日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は浜中俊騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。
10月15日、中2週で迎えた12戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。
4歳（2017年）
4月9日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。
5月14日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。
7月8日、中7週で迎えた16戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の茶臼山高原特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。
9月3日、中7週で迎えた17戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の若戸大橋特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
9月24日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく16着に終わった。
11月18日、中7週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
12月16日、中3週で迎えた20戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の高山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。
5歳（2018年）
2月17日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。
2月24日、連闘で迎えた22戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。
5月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。
6月30日、中6週で迎えた24戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。
8月12日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、B.アヴドゥラ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。
8月26日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下の鳥栖特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でB.アヴドゥラ騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。
11月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。
12月16日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。
6歳（2019年）
2月3日、中6週で迎えた29戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。
3月3日、中3週で迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。
4月27日、中7週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月18日、中2週で迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。
7月7日、中6週で迎えた33戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。
9月1日、中7週で迎えた34戦目は、3歳以上1勝クラスの若戸大橋特別（小倉芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。
11月30日、約3か月の休み明けで迎えた35戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。
12月8日、連闘で迎えた36戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。
2019年12月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
7歳（2020年）
2月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサラマーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
5月6日、中9週で迎えた38戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったヨドノミラクルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
2020年9月29日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。