ラグローリア（2017年生、母ミラグロレディ）
La Gloria
2017.05.11
ラグローリア（2017年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「栄光(西)。両親から連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時10歳）と交配したミラグロレディが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村 雅明。戦績は、中央平地4戦0勝。主な勝ち鞍は2020年のハボタン賞(一般C2三以下 牝)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、中村雅明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって334.8万円で落札された。
サラブレッドクラブライオンにて総額720万円（1.8万×400口）で一口馬主が募集された。
森田直行厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2020年）
3月8日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 小雨/重）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
3月22日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。
6月20日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。
8月1日、中5週で迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。
11月17日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C2十九（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったヤマカツレオンに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。
12月1日、中1週で迎えた6戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルヴューを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンデープリンセスに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
12月22日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定戦のハボタン賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のユニークマイアに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
4歳（2021年）
4月25日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。
8月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。
9月11日、中5週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた11戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。
10月17日、中4週で迎えた12戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。
10月24日、連闘で迎えた13戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。
12月5日、中5週で迎えた14戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、宮こと音1歳誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルシェルムを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を手にした。
デビュー前
1歳のとき、中村雅明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって334.8万円で落札された。
サラブレッドクラブライオンにて総額720万円（1.8万×400口）で一口馬主が募集された。
金田一昌厩舎（金沢）へ入厩。
12月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のコスモシェルパに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
5歳（2022年）
3月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、トレイズ除籍回避記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブレイブブロッサムに2馬身の差をつけて順当に勝利した。
3月29日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のヤマブキ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアーニングフェイムに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
4月17日、中2週で迎えた18戦目は、なっちゃん1歳おめでとう記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（4戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月3日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったサンライズアポロンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
5月10日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた20戦目は、一般B1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田知弘久騎手（6戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田知弘久騎手（7戦4勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るギンチャンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利をモノにする
6月7日、中1週で迎えた22戦目は、長町武家屋敷跡特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で田知弘久騎手（8戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアレレブルーをクビ差振り切って8勝目を奪取した。
7月3日、中3週で迎えた23戦目は、楽天競馬で石川特産品が当たる!特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で田知弘久騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。
8月28日、中7週で迎えた24戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、ネットで買うなら楽天競馬特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に敗れた。
9月13日、中1週で迎えた25戦目は、加賀れんこん特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（10戦6勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた26戦目は、わじま温泉郷特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（11戦6勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。
10月11日、中1週で迎えた27戦目は、スマホで投票楽天競馬!特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（12戦6勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定戦のキャッツテール賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（13戦6勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
11月22日、中3週で迎えた29戦目は、北平涼さん、公認会計士試験合格祈願杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（14戦6勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた30戦目は、天秤ひなみ3rdAnniversary杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（15戦6勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。