アテナリ（2015年生、母アルマーズビコー）

アテナリ（2015年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「貴なり。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタートルボウル（当時13歳）と交配したアルマーズビコーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。2021年のハヤテ特別(一般)に勝利した他、2020年のヴィーナススプリント(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鎌田正嗣から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、林弘之によって756万円で落札された。

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月2日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

3歳（2018年）

1月13日、中5週で迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

3月3日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

4月7日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

6月3日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

6月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で嘉藤貴行騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月26日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で嘉藤貴行騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月13日、中6週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリンノキセキに約10馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、メイクマイチョイスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のグリッシーニに1馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

12月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサクセスイースターに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

4歳（2019年）

4月21日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた14戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって15着に終わった。

8月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は嘉藤貴行騎手（7戦0勝）。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。17着に終わった。

2019年8月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月23日、中5週で迎えた16戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヤマニンレナータに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月7日、中1週で迎えた17戦目は、ローズクォーツ賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバトルクウに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンノゼに6馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月9日、中1週で迎えた19戦目は、ノベンバーカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のディレットーレに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、カペラ賞（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

12月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、ポインセチア賞（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5歳（2020年）

1月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のオリエンタルポリスをクビ差振り切って8勝目を手中に収めた。

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、陽春特別（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦5勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた24戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた25戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（8戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サマニーに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月31日、中1週で迎えた26戦目は、石桜杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（10戦5勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアドマイヤロマンに1馬身半の差をつけて制した。

6月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1（水沢ダート850m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（11戦6勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したゼットプレミアムにクビ差届かず2着となった。

7月13日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したゼットプレミアムを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月12日、中8週で迎えた30戦目は、白露特別（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（13戦6勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のミズサンタイムに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

9月26日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定オープンのヴィーナススプリント（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（14戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したビーコンプリートを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月25日、中3週で迎えた32戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、金華特別（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた33戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（15戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた34戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（16戦7勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた35戦目は、仲冬特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（17戦7勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

6歳（2021年）

3月14日、約3か月の休み明けで迎えた36戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（18戦7勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた37戦目は、スプリント特別（水沢ダート850m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（19戦7勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月13日、中1週で迎えた38戦目は、若草特別（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（20戦7勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた39戦目は、山吹特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（21戦7勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた40戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ハヤテ特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のビブショウを半馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

6月7日、中1週で迎えた41戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた42戦目は、一般B1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（22戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた43戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の栗駒賞（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた44戦目は、地方重賞の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月26日、中9週で迎えた45戦目は、牝馬限定地方重賞のヴィーナススプリント（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（23戦7勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた46戦目は、ハーベストカップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（24戦7勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた47戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（25戦7勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた48戦目は、M2の絆カップ（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた49戦目は、小雪特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（26戦7勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、鎌田正嗣から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、林弘之によって756万円で落札された。

伊藤和忍厩舎（岩手）へ入厩。

12月30日、中5週で迎えた50戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（27戦7勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

2022年1月3日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。