カズサトウショウ（1986年生、母ワルダーマイン）

カズサトウショウ（1986年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時13歳）と交配したワルダーマインが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）グラン・ファーム。戦績は、中央平地13戦3勝2着1回、地方33戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

柴田寛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

6月24日、デビュー戦は竹原啓二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスロクマゼランに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中7週で迎えた3戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の岩室特別（新潟芝1600m 外回り雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシルキーブラックを3/4馬身振り切って2勝目を挙げた。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の相模湖特別（東京芝2400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた7戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝2600m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5歳（1991年）

4月27日、約17か月の休み明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（5戦1勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（6戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（7戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったディクタトゥールにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大崎昭一騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のリキサンオーカンを3/4馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

6歳（1992年）

4月26日、約10か月の休養明けで迎えた13戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

11月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、道玄坂特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた15戦目は、荻窪特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったサシシーマから3馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1十11（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヨマラードに1馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

7歳（1993年）

1月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフックボールに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月31日、中4週で迎えた21戦目は、春分特別（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた22戦目は、仲春特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた23戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月2日、中3週で迎えた25戦目は、オリオン座特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のオオクマをアタマ差制して6勝目を獲得した。

6月27日、中3週で迎えた26戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた30戦目は、サンセット賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた31戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、サタデーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた32戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般A3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた35戦目は、霜月特別（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般A3（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8歳（1994年）

1月10日、中1週で迎えた38戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村光則騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村光則騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた41戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた42戦目は、谷地勝則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた43戦目は、小竹清一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、約5か月半の休養明けで迎えた44戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は田村光則騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた45戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9歳（1995年）

1月15日、中1週で迎えた46戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田村光則騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。