クランツリート（2018年生、母アットリーチェノバ）

クランツリート（2018年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠(独)+歌(独)。輝きの歌、勝利の歌」。毛色は青鹿毛。種牡馬のラブリーデイ（当時8歳）と交配したアットリーチェノバが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は山本和彦。主な勝ち鞍は2021年の特編(B二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石ビクトリーファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高橋亮厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月10日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず15着に終わった。

3月10日、中7週で迎えた2戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の摩耶山特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月4日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の令和3年度オープニング賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の特編（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のモダンローズに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月10日、連闘で迎えた6戦目は、3歳A4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

5月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦の長山纏もうすぐ半年ですね記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のはむはむお誕生日記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた10戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳A5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた11戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳A5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1十一（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた14戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた15戦目は、手取川サーモンフィッシング特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた16戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、麻衣子さん僕と結婚してくだ杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったマリンセブンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた17戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、日高軽種馬農業協同組合協賛HBA組合長賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた18戦目は、馬家・天馬家結婚記念杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた19戦目は、南天特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた20戦目は、チェッカーベリー特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4歳（2022年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた21戦目は、美佳ちゃん結婚13周年記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったラルゲッツァに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

4月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したリザラクトにクビ差届かず2着となった。

5月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のサトルアプローチを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

5月22日、連闘で迎えた27戦目は、嶋津慶太を救う杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた28戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で兼子千央騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、7.10みんな投票しま賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で兼子千央騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた32戦目は、七星七八お誕生日記念特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（13戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた33戦目は、柑野みかちゃんお誕生日おめでとう!!記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は兼子千央騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月19日、中3週で迎えた34戦目は、まだまだ走れ!しばのやすつぐ生誕祭記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で兼子千央騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた35戦目は、雅也麻代2周年記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で兼子千央騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で兼子千央騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。