テンダン（2007年生、母ライムライトローズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、長谷川一男から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ハッピーネモファームによって325.5万円で落札された。

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2009年）

7月17日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアクアダンサーを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

8月17日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の新星特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンの若武者賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

10月7日、中4週で迎えた4戦目は、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

3歳（2010年）

1月25日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた6戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレッシュフェブラリー特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

4月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゴールデンライフに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月23日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の東京ダービートライアル（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月19日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の菖蒲特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のビックインパクトを3/4馬身振り切って雨中の激戦を制した。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（9戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

7月25日、中7週で迎えた13戦目は、アンタレス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（10戦3勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた14戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（11戦3勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた15戦目は、赤富士特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（12戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したスズリスペクトにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、稲村ヶ崎特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（13戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた17戦目は、日高特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったミステリーゴットを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月17日、中2週で迎えた18戦目は、トパーズスター賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（15戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はソウブムテキと並んで2着同着となった。

12月13日、中3週で迎えた19戦目は、ジョイホース横浜賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手（16戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったイケノナインにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2011年）

1月6日、中2週で迎えた20戦目は、ニューイヤー特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で今野忠成騎手（17戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、勝ったパルジファルにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

1月26日、中2週で迎えた21戦目は、ガーネットスター賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で今野忠成騎手（18戦3勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月9日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の如月特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で今野忠成騎手（19戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るイケノエイトマンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて制した。

3月2日、中2週で迎えた23戦目は、マーチスター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で今野忠成騎手（20戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた24戦目は、絆特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で今野忠成騎手（21戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた25戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、相模原市特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月9日、中4週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた26戦目は、道志川特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（22戦4勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月14日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた27戦目は、ハッピーエンド特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（23戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、リアンローズに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2012年）

1月6日、中2週で迎えた28戦目は、ニューイヤー特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（24戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた29戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、ガーネットスター賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、下萌特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（25戦4勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミステリーゴットを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

2月28日、中2週で迎えた31戦目は、白富士特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（26戦5勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた32戦目は、小金牧特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のマチカネヒヨドリに2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

4月6日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の鳥待月特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトーセンピングスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中3週で迎えた34戦目は、江戸川特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた35戦目は、ペガサス特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。