エクスカテドラ（2018年生、母コンコルディア）

エクスカテドラ（2018年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ローマ教皇が持つ権威のうち最高のもの」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したコンコルディアが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷武志。主な勝ち鞍は2022年の白河ネエサン生誕記念(一般C2十一)。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

3月20日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

6月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

7月18日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた4戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2022年）

4月10日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月4日、中0週で迎えた7戦目は、一般C2十四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、セイムヒアーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、白河ネエサン生誕記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカカンクオンを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月29日、中1週で迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、三浦ジュニア爆誕記念杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のサフランルーラーに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月3日、中2週で迎えた11戦目は、7.10みんな投票しま賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（7戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のエイシンヒスイをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

8月9日、中2週で迎えた13戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた14戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のブレリアをクビ差振り切って優勝

9月25日、中2週で迎えた15戦目は、今年もやります!川添杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（9戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた16戦目は、手取川サーモンフィッシング特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（10戦4勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

11月13日、中3週で迎えた17戦目は、馬券主婦マリ来場記念（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったハジメテノチュウに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた18戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、トミタオート開業記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったエムオータイショウに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた19戦目は、水口賞特別編成（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフリューリングに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2023年）

3月13日、約3か月の休み明けで迎えた20戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、祝龍人朝美記念レース～金は命より重い～（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた21戦目は、楽天競馬の特産品エントリーは本日まで!賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（12戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、トウショウドラフタに交わされて6馬身差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた22戦目は、ネットで買うなら楽天競馬賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったエムオータイショウを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた25戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、カフェリリーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（5戦1勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、キョウエイロナに交わされて2馬身差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた27戦目は、見守り隊協賛あみたん3周年おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた28戦目は、等身大パネルと一緒にパシャリ!記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月10日、中9週で迎えた29戦目は、湯涌ぼんぼり祭り記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた30戦目は、ファル子カムバック記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた31戦目は、★さえちゃん生誕祭記念★ 特別編成（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた32戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったウワサノアノコに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

6歳（2024年）

3月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、白河ぱいせん生誕記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。