ホッコーバリキ（2006年生、母ネスカベミューズ）

ホッコーバリキ（2006年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋馬力」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時11歳）と交配したネスカベミューズが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の朴騎手日韓友好記念(一般C9)。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月28日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2009年）

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

8月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた4戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーキングに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた5戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月21日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスアカヤネに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、立冬特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムブラボーから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中2週で迎えた8戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、うまレター杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、中4週で迎えた9戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（4戦2勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2010年）

1月20日、中2週で迎えた10戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた11戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた12戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C20（荒尾ダート950m 小雨/不良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（6戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のイマリオーエンスに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月27日、中2週で迎えた14戦目は、木蓮特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンラブリーから2馬身差の2着となった。

4月3日、連闘で迎えた15戦目は、春香さんお誕生日記念（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（9戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチイチバンに3/4馬身の差をつけて4勝目をマークした。

5月2日、中1週で迎えた17戦目は、伊織のDCマジ最高!杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（10戦4勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月21日、中2週で迎えた18戦目は、亜美真美バ→スデ→DST（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（11戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（12戦4勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュンノチケットからクビ差の2着となった。

6月25日、中2週で迎えた20戦目は、朴騎手日韓友好記念（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセルリアンラリックに3/4馬身の差をつけて雨中の戦いを制した。

7月16日、中2週で迎えた21戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、ムギちゃんむぎゅうううう杯（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は飯田祐史騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。