メイショウキートス（2018年生、母メイショウゴウヒメ）

メイショウキートス（2018年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ありがとう(フィンランド語)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のパイロ（当時13歳）と交配したメイショウゴウヒメが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

8月14日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したリーベサンライズを差し切れず、1馬身差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヴァンヤールに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（2022年）

6月12日、約9か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中井裕二騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

7月16日、中4週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中井裕二騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

9月11日、中7週で馬体重を前走から44kg増やして迎えた5戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったラスクミソに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラウンエンジニアに4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

10月15日、中2週で迎えた7戦目は、佐藤有里香アナ出演中で賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトゥーヤングに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、時雨月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のウィシュワールドに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月25日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、冬紅葉賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加茂飛翔騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したクイックワーカーにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月17日、中2週で迎えた10戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、師走賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したトーセンスプリントを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5歳（2023年）

1月3日、中1週で迎えた11戦目は、新春特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のミラクルヒッターに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月21日、中2週で迎えた12戦目は、睦月賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のインブリウムに2馬身半の差をつけて制した。

2月19日、中3週で迎えた13戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルティマソウルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月25日、中4週で迎えた14戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定地方重賞の佐賀ヴィーナスカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（7戦5勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた16戦目は、ハナミズキ賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた17戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったインウィクトスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中4週で迎えた18戦目は、小岱山特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（9戦5勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた19戦目は、七夜月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったフェブタイズに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月20日、中4週で迎えた20戦目は、達成しようMLG’s（マザーレイクゴールズ）賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラインポラリスをクビ差振り切って8勝目を手にした。

9月23日、中4週で迎えた21戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。