タートザッヘ（2019年生、母マイネレーツェル）
Tatsache
2019.04.22
タートザッヘ（2019年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「真実(独)。母名から連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時19歳）と交配したマイネレーツェルが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳B9。
経歴
デビュー前
ラフィアンターフマンクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。
五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2022年）
1月5日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。
1月23日、中2週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。
2月13日、中2週で迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。
7月17日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。
8月16日、中3週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた5戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のダンスデミルリトンに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
8月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のMROラジオ「きょうも良馬場」杯 特編（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。
9月13日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定戦の彼岸花賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったキープオンラビンに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。
9月25日、中1週で迎えた8戦目は、京都太陽カレー 9周年記念!!（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったサクセスソングを半馬身捉え切れず2着に敗北した。
10月10日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦のノエルルージュ賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた10戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、藤田記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のレクレールドパリを半馬身振り切って2勝目を挙げた。
11月8日、中1週で迎えた11戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、和倉温泉特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
11月28日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラブリースマッシュに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
12月11日、中1週で迎えた13戦目は、17ライバー 清楼銘賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のヒマワリオジョウに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
デビュー前
ラフィアンターフマンクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。
加藤和宏厩舎（金沢）へ入厩。
デビュー前
ラフィアンターフマンクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。
加藤和宏厩舎（金沢）へ入厩。
4歳（2023年）
1月11日、中3週で迎えた14戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。
1月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。
2月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で濱尚美騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。
2月22日、中1週で迎えた17戦目は、四万十ポーク特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で濱尚美騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。
3月12日、中2週で迎えた18戦目は、楽天競馬で石川特産品が当たる!賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアルカウンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
3月21日、連闘で迎えた19戦目は、桜草特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。
4月17日、中3週で迎えた20戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、正木タクシーあと二年で10周年記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のソメットに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月9日、中2週で迎えた21戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンスインザスノーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
5月16日、連闘で迎えた22戦目は、SRO記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦のライラック賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のアンシンカブルをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。
6月13日、中1週で迎えた24戦目は、あじさい花灯り回廊特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブラックワンダーにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
6月25日、中1週で迎えた25戦目は、七尾祇園祭特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（4戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
7月19日、中2週で迎えた26戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。
8月11日、中2週で迎えた27戦目は、甘さいっぱい 梨の郷 蓮田賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。