ダンスデミルリトン（2019年生、母ミラクルロンド）

ダンスデミルリトン（2019年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「葦笛の踊り(仏)。曲名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のパイロ（当時14歳）と交配したミラクルロンドが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は船越牧場。主な勝ち鞍は2023年の4歳C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって770万円で落札された。

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月19日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

3月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月12日、中8週で迎えた4戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横山琉人騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で横山琉人騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

8月16日、中2週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタートザッヘに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の白河トウサン生誕記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、オンタケサンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったタイシタモンダロに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月10日、連闘で迎えた13戦目は、橋本康央☆恵理結婚式4次会みんなで乾杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月24日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた15戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4歳（2023年）

1月12日、中2週で迎えた16戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンドゥルガーを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月13日、中4週で迎えた17戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3月23日、中4週で迎えた18戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた19戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた20戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノアヴァンクールに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月19日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、船越牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって770万円で落札された。

渡瀬寛彰厩舎（兵庫）へ入厩。

6月9日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた22戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月29日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた23戦目は、桜桃特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったニコシーナに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月3日、中1週で迎えた25戦目は、丹波篠山牛特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鴨宮祥行騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鴨宮祥行騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた28戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、兵庫県産たまご特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた29戦目は、棋士のまち加古川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したピースファインに3/4馬身届かず2着となった。

11月7日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた31戦目は、デージー賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

12月21日、中2週で迎えた32戦目は、近江牛特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5歳（2024年）

1月4日、中1週で迎えた33戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

1月16日、中1週で迎えた34戦目は、食べようひょうごの畜産物賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、船越牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって770万円で落札された。

渡瀬寛彰厩舎（兵庫）へ入厩。

1月31日、デビュー戦は鴨宮祥行騎手を鞍上に据えて、ひょうごの穂々笑実特別（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

2月23日、中4週で迎えた35戦目は、ひめたんスポーツクラブ5周年記念（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月5日、中1週で迎えた36戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、奈良県酪農特別（姫路ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（14戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアイファーロブストに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

4月4日、中1週で迎えた38戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、フリージア賞（園田ダート1230m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた39戦目は、春光特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（15戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。