ジーワンハンター（1996年生、母シャンハイリル）
G.One Hunter
1996.05.15
ジーワンハンター（1996年5月15日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時9歳）と交配したシャンハイリルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パシフイック牧場。戦績は、中央平地24戦1勝2着4回、地方28戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
1歳のとき、パシフィック牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、中村畜産によって630万円で落札された。
土田稔厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1999年）
2月7日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったツジノワンダーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
2月27日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。
3月21日、中2週で迎えた3戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったマイネルディヒターに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
4月17日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。
10月9日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。
10月16日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、エイシンサンシティに交わされて4馬身差の2着となった。
11月13日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーホウヤシャジンに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
12月5日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀山泰延騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。
4歳（2000年）
1月6日、中4週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に敗れた。
1月29日、中2週で迎えた10戦目は、J.ムルタ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。
2月12日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でJ.ムルタ騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。
3月25日、中5週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は亀山泰延騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。
4月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
4月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。
9月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。
9月30日、中2週で迎えた16戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。
10月28日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（9戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったダイワファイターにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
5歳（2001年）
6月30日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた20戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で亀山泰延騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。
7月21日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で亀山泰延騎手（11戦1勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。
8月12日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で亀山泰延騎手（12戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。
12月9日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。
6歳（2002年）
1月7日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（13戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。
1月17日、中0週で迎えた25戦目は、マルチビクトリー特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（14戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。
6月17日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月2日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた27戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月16日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた28戦目は、社団法人宮城県軽種馬協会賞（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた29戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月16日、中2週で迎えた30戦目は、イセイ興産杯（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月3日、中2週で迎えた31戦目は、舩山陽司記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月15日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた32戦目は、いちやまジンギスカン杯（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月1日、中1週で迎えた33戦目は、鈴木勝騎手を鞍上に迎えて、ニットー商事杯（上山ダート1500m 雨/重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた34戦目は、株式会社クラフト緑化優良工場受賞記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月29日、中1週で迎えた35戦目は、一般B1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木勝騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた37戦目は、森田&富川・全国競馬巡回記念（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木勝騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月9日、中1週で迎えた38戦目は、佐々木敦司騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
7歳（2003年）
4月21日、約4か月半の休み明けで迎えた39戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木敦司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月27日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木敦司騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のレフレオンに5馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
6月15日、中2週で迎えた43戦目は、たまだ江釣子クリニック開業記念（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木敦司騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月24日、連闘で迎えた44戦目は、一般C1ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた45戦目は、どっこい生きている 橋本昭一記念（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（9戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクフューチャーに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
7月15日、連闘で迎えた46戦目は、一般C1イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（10戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイフクガバナーからクビ差の2着となった。
8月16日、中4週で迎えた47戦目は、一般C1イ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月26日、中0週で迎えた48戦目は、ニットー商事杯（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月4日、中9週で迎えた49戦目は、菊人形賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（13戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月9日、中4週で迎えた50戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月28日、中2週で迎えた51戦目は、矢野猛騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンアーチに2馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。
8歳（2004年）
1月14日、中1週で迎えた52戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野猛騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。