ワンダーアスリート（1986年生、母グリタースター）
Wonder Athlete
1986.04.14
ワンダーアスリート（1986年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時12歳）と交配したグリタースターが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回、地方48戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1989年）
1月28日、デビュー戦は西浦勝一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
2月12日、中1週で迎えた2戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったタカノムテキに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
3月25日、中5週で迎えた3戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。
4月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。
5月7日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。
6月3日、中3週で迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が続かず、6着に終わった。
6月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。
7月23日、中3週で迎えた8戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
8月13日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。
9月2日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐伯清久騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。
9月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は千田輝彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったヤマニンノッカーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。
10月1日、中1週で迎えた12戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンゼンカイウンを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
10月21日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。
4歳（1990年）
1月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月18日、中1週で迎えた15戦目は、太田義広騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月4日、中1週で迎えた16戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で太田義広騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月16日、中1週で迎えた17戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太田義広騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のギンザオトメに半馬身の差をつけて2勝目をマークした。
3月14日、中3週で迎えた18戦目は、つくし特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で太田義広騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月23日、連闘で迎えた19戦目は、錦特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太田義広騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月9日、中1週で迎えた20戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で太田義広騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月1日、中2週で迎えた21戦目は、C1イ（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で太田義広騎手（6戦1勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月21日、中2週で迎えた22戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で太田義広騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクープマンから1馬身半差の2着となった。
6月4日、中1週で迎えた23戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で太田義広騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月27日、中2週で迎えた24戦目は、横川健二騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月22日、中4週で迎えた26戦目は、B1 B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月5日、中1週で迎えた27戦目は、B1 B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月26日、中2週で迎えた28戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は横川健二騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のムーンレイをアタマ差制して3勝目を手に入れた。
10月7日、中1週で迎えた29戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、B2イ（中京(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘツドアンドハートから3/4馬身差の2着となった。
10月15日、連闘で迎えた30戦目は、圓田修騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（中京(地)芝1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月30日、中1週で迎えた31戦目は、中京スポ杯（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。
5歳（1991年）
1月31日、約3か月の休養明けで迎えた32戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横川健二騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。
3月18日、中6週で迎えた33戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横川健二騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月12日、中3週で迎えた34戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横川健二騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月19日、連闘で迎えた35戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横川健二騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた36戦目は、C1ホ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横川健二騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったストラトクルーザーから3馬身差の2着に敗北した。
5月23日、中2週で迎えた37戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横川健二騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月5日、中1週で迎えた38戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横川健二騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月20日、中1週で迎えた39戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で横川健二騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヨツヤベンケイに3馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。
7月17日、中3週で迎えた40戦目は、名古屋RC開設記念（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で横川健二騎手（10戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月19日、中4週で迎えた41戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で横川健二騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月2日、中1週で迎えた42戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で横川健二騎手（12戦2勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月23日、中2週で迎えた43戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で横川健二騎手（13戦2勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月6日、中1週で迎えた44戦目は、はなの木特別（中京(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で横川健二騎手（14戦2勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月30日、中2週で迎えた45戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で横川健二騎手（15戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた46戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で横川健二騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6歳（1992年）
5月12日、約6か月の休み明けで迎えた47戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月26日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月9日、中1週で迎えた49戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月30日、中2週で迎えた50戦目は、一般C3ホ（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で原口次夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラツキーパンダから2馬身半差の2着となった。
7月21日、中2週で迎えた51戦目は、一般C3ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原口次夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた52戦目は、一般C3ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で原口次夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミエダイオーからクビ差の2着に甘んじた。
8月21日、中1週で迎えた53戦目は、C3ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原口次夫騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月3日、中1週で迎えた54戦目は、一般C3ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で原口次夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月20日、中1週で迎えた55戦目は、一般C3ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で原口次夫騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月11日、中2週で迎えた56戦目は、一般C3ハ（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で原口次夫騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスアリーナーに3馬身の差をつけて5勝目をマークした。
10月31日、中2週で迎えた57戦目は、C3イ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で原口次夫騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7歳（1993年）
5月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた58戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月29日、中3週で迎えた59戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月21日、中2週で迎えた60戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月3日、中1週で迎えた61戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。