エイシンイッパツ（2004年生、母メモラブルグリーン）

エイシンイッパツ（2004年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋一発」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウドトウ（当時8歳）と交配したメモラブルグリーンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）丸幸小林牧場。戦績は、中央平地24戦3勝2着1回、中央障害2戦0勝、地方41戦10勝2着4回。2011年の日高軽種馬青年部連合会特別(一般)に勝利した他、2011年のJAむかわほほえみ特別(一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、丸幸小林牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。同年、丸幸小林牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、平井豊光によって1,312.5万円で落札された。

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

6月25日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 雨/良）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

10月7日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

3歳（2007年）

3月7日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の諭鶴羽山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた9戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったダブルヒーローにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

4月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた12戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は中村将之騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエアデュードに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

10月28日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

11月10日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて、最後は2着のシゲルアラムシャをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

12月2日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた18戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

4歳（2008年）

3月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに32kg増やして迎えた19戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月11日、中7週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた20戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。0着に敗れた。

5月31日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の御嶽特別（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず15着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた22戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート2000m 曇/重）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた23戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

8月10日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はマヤノバルトークと並んで1着同着となった。

11月24日、約3か月半の休養明けで迎えた26戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい15着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート2000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田村太雅騎手（4戦1勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた28戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、大晦日特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケイアイミリオンに1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5歳（2009年）

1月9日、連闘で迎えた29戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

2月13日、中4週で迎えた30戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのウインター争覇（P）（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

3月31日、中6週で迎えた31戦目は、里桜特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた32戦目は、吉野桜特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた33戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、万緑賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた34戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、風待月賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた35戦目は、天の川賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた36戦目は、アーバンステージ文月賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた37戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた38戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、東京中日スポーツ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

10月11日、中6週で迎えた39戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、南部杯カウントダウン1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマトスピリットにハナ差交わされて2着に惜敗した。

10月25日、中1週で迎えた40戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

11月9日、中1週で迎えた41戦目は、胆沢郷土資料館レース（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダークマターをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

12月7日、中3週で迎えた42戦目は、十文字ラーメンレース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハルサンヒコを3/4馬身振り切って6勝目をマークした。

12月21日、中1週で迎えた43戦目は、金田一温泉レース（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンダーボナンザに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月31日、中0週で迎えた44戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

6歳（2010年）

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた45戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、牛の博物館レース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のアサクサロータスをクビ差振り切って下馬評通りの実力を証明した。

5月10日、中3週で迎えた46戦目は、くずまき高原牧場まつりレース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた47戦目は、早池峰賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた48戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、釜石納涼花火大会レース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマルブツワイルドに4馬身の差をつけて優勝

7月17日、中3週で迎えた49戦目は、森岳温泉夏まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月12日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた50戦目は、Jpn2のブリーダーズゴールドカップ（門別ダート2000m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

9月12日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた51戦目は、夏油高原紅葉まつりレース（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コアレスアミーゴに半馬身交わされて2着となった。

10月31日、中6週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた52戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、もてなしドーム特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた53戦目は、加能ガニ特別（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7歳（2011年）

3月22日、約4か月半の休み明けで迎えた54戦目は、里桜特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のマチカネカミカゼをハナ差振り切って休み明け初戦を制した。

4月29日、中4週で迎えた55戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた56戦目は、エメラルドオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた57戦目は、ムーンライトオープン（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた58戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、乗鞍短距離特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた59戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、日高銀聖特別（門別ダート2000m 雨/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のヤマノトレジャーをアタマ差振り切って勝利数を11に伸ばす

7月27日、中1週で迎えた60戦目は、雪印種苗BFMP特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ピエールタイガーに交わされて1馬身半差の2着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた61戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ハーツクライ・プレミアムオープン（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ダイワルビアに交わされて2馬身差の2着となった。

8月25日、中1週で迎えた62戦目は、JAむかわほほえみ特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るチュニジアンブルーを圧倒的な末脚で半馬身差し切って1番人気に応えた。

9月21日、中3週で迎えた63戦目は、日高軽種馬青年部連合会特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のリフレックスに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月5日、中1週で迎えた64戦目は、北海道えぞ松特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた65戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（5戦3勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に敗れた。

12月19日、中4週で迎えた66戦目は、日本一前沢牛レース（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

8歳（2012年）

4月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた67戦目は、室根山レース（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。