ヒロポリシー（1984年生、母タイムポリシー）

ヒロポリシー（1984年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時5歳）と交配したタイムポリシーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害14戦4勝2着2回。1988年の福島障害ステークス(障害4歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

11月21日、デビュー戦は宮田仁騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた2戦目は、4歳以上400万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮田仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

4歳（1988年）

1月31日、中6週で迎えた3戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリブソレイユから半馬身差の2着となった。

2月20日、中2週で迎えた4戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーロマンスから2馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中9週で迎えた5戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で大江原哲騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のゲインズターフに6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

6月11日、中5週で迎えた6戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で大江原哲騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のノースシャトルに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月23日、中5週で迎えた7戦目は、福島障害ステークス（福島障害芝2800m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で大江原哲騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーイッキに半馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月21日、中3週で迎えた8戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた9戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（秋）（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で成田均騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスズジャクソンをクビ差制して制した。

12月3日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で成田均騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた13戦目は、重賞の中山大障害（秋）（中山障害芝4100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で成田均騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（1989年）

1月16日、中2週で迎えた14戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月11日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた15戦目は、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 曇/良）に出走。鞍上は成田均騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた16戦目は、重賞の中山大障害（春）（中山障害芝4100m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。