ヴィジョンコマチ（1998年生、母マダムホース）
Vision Komachi
1998.04.06
ヴィジョンコマチ（1998年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィジョン（当時17歳）と交配したマダムホースが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井 豊。戦績は、中央平地2戦0勝、地方41戦3勝2着2回。2000年のスターオブコジーン特別に勝利した他、2001年の桜花賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
楠克美厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2000年）
5月3日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったベターマンから半馬身差の2着となった。
5月11日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモルフェシルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
7月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ3（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月9日、中1週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ5（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月3日、中3週で迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
9月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のニットウシュリリーに1馬身半の差をつけて制した。
9月26日、中1週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのスターオブコジーン特別（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のハイビジョンに半馬身の差をつけて3勝目をゲットした。
10月12日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月7日、中3週で迎えた9戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサンデーサイレンス記念（門別ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、2歳オープンのアジュディケーティング特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。14着に敗れた。
12月29日、中4週で迎えた11戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若獅子特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
3歳（2001年）
1月22日、中2週で迎えた12戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。
2月21日、中3週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
3月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。
4月11日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は薮口一麻騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、逃げるナミを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。
8月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
8月28日、中3週で迎えた17戦目は、一般B3三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で薮口一麻騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。
9月12日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で薮口一麻騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。
4歳（2002年）
6月12日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた19戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、麻綿原特別（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。
7月1日、中2週で迎えた20戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、文月特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。
7月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、月華特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
7月26日、中1週で迎えた22戦目は、岩清水特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。
8月29日、中4週で迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の御宿特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
9月3日、連闘で迎えた24戦目は、定峰特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
9月20日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の新涼特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。
10月3日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた26戦目は、東金特別（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。
10月25日、中2週で迎えた27戦目は、照葉特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の三里塚特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。
12月6日、中3週で迎えた29戦目は、ディセンバー特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。
5歳（2003年）
6月5日、約6か月の休み明けで迎えた30戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。
7月15日、中5週で迎えた31戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。
7月25日、中0週で迎えた32戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。
8月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1二ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。
8月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。
6歳（2004年）
1月13日、約5か月の休養明けで迎えた35戦目は、一般C2一イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
2月6日、中2週で迎えた36戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2一イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
5月7日、約3か月の休み明けで迎えた37戦目は、一般C2一二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。
5月25日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。
6月15日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。
11月3日、約4か月半の休養明けで迎えた40戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、週刊競馬ブック賞（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。
11月12日、連闘で迎えた41戦目は、向島特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。
12月6日、中2週で迎えた42戦目は、一般C2二（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。
12月28日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。