クロイチョキンバコ（2001年生、母シマネウタ）

クロイチョキンバコ（2001年3月31日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は青毛。種牡馬のカヅミネオン（当時15歳）と交配したシマネウタが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は幸牧場。戦績は、地方15戦12勝2着1回。2003年のジュニアチャンピオン(アラ系2歳)に勝利した他、2003年の鳳凰賞(アラ系2歳)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

5月6日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキタキコウに約17馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、アラ系2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタキコウに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月23日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキタキコウに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月23日、中8週で迎えた4戦目は、2歳オープンの鳳凰賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイケノリンボーに6馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

10月16日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのジュニアチャンピオン（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイケノリンボーに2馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

12月21日、中8週で迎えた6戦目は、2歳戦の全日本2歳アラブ優駿（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスキノショウキに4馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

3歳（2004年）

1月18日、中3週で迎えた7戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、紅梅特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイシャレードから1馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中3週で迎えた8戦目は、フリージア特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた9戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンキューレディーに約15馬身の大差をつけて制した。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、春蘭特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスキノショウキに4馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

5月3日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、鯛網カップ（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトライバルラットに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、福山さつき賞（福山ダート2250m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニュータイムに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月5日、中2週で迎えた13戦目は、みなづき賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレトウカクに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月18日、中5週で迎えた14戦目は、3歳戦の銀杯（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメイユウオライオンに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月15日、中3週で迎えた15戦目は、金杯（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡崎準騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。