バーミーズ（2017年生、母クロネコ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、増本良孝から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって669.6万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,400万円（14万×100口）で一口馬主が募集された。

2歳（2019年）

9月29日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3歳（2020年）

1月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

3月5日、中5週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったホワイトベリーに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

4月12日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

5月30日、中6週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

7月4日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったバトルピアサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のツルノシンに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月17日、中1週で迎えた12戦目は、秋麗特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったプライムコードに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中1週で迎えた13戦目は、ハロウィン特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のスカルバンに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のインバッティービレに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月28日、中1週で迎えた15戦目は、浦戸湾特別（高知ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた16戦目は、やまぐち和牛燦特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のインバッティービレをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。

4歳（2021年）

1月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般B4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

1月19日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮川実騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた19戦目は、桑田山特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で宮川実騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリガスをクビ差だけ差し切って5勝目を奪取した。

8月1日、約6か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮川実騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のラブミーアーサーに1馬身半の差をつけて久々の一戦を物にした。

8月21日、中2週で迎えた21戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、仁淀川特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

10月10日、中6週で迎えた22戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、広島県もみじ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月20日、中5週で迎えた23戦目は、一般B2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、伸びてきたトライゾン決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月4日、中1週で迎えた24戦目は、長沢の滝特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラブミーアーサーに3馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

5歳（2022年）

1月9日、中2週で迎えた26戦目は、牝馬限定戦のベラトリックス特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾浩一朗騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた27戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、江口先生に感謝特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

3月5日、中5週で迎えた28戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、すみれ賞（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた29戦目は、ブラッドストーン賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシゲルヒラコーに1馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月4日、連闘で迎えた30戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、木葉採月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブルベアパンサーに交わされて2馬身差の2着となった。

4月24日、中2週で迎えた31戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた32戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた33戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、熱血!さがけいば塾!（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた34戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

6歳（2023年）

1月28日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた35戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた36戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。