マルダイプレゼント（2000年生、母シンネプチューン）

マルダイプレゼント（2000年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時23歳）と交配したシンネプチューンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北洋牧場。戦績は、地方41戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2003年のカーネーション特別。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

6月4日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバリアントボスから6馬身差の2着となった。

6月11日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイジェシーから1馬身半差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンデータッチから2馬身半差の2着となった。

8月7日、中2週で迎えた5戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンハートチャージから1馬身半差の2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月14日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（6戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2003年）

1月13日、中8週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなぎく特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた13戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月18日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1690m 晴/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた15戦目は、3歳戦のスイートピー特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のリワードブランカをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月10日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったワンダータカオーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

10月27日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、牝馬限定3歳戦の野菊賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

11月6日、中0週で迎えた20戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのベイシティカップ（船橋ダート1700m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

4歳（2004年）

1月28日、中7週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた22戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、一般C1七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のゴールデンフェザーに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

5月4日、中3週で迎えた27戦目は、宮沢湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のサイレントヒーローを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

5月10日、連闘で迎えた28戦目は、若葉特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

6月24日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた29戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた31戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ベイサイドスター賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

8月16日、中2週で迎えた32戦目は、サードニックス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた33戦目は、両神山特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた34戦目は、三峰山特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホッカイキャシーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月8日、中3週で迎えた35戦目は、秋日和特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダンツアラジを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

11月4日、中3週で迎えた36戦目は、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したアローフィールドを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

12月2日、中3週で迎えた37戦目は、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5歳（2005年）

1月13日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、マルチビクトリー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したアースクエイクを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

2月16日、中4週で迎えた39戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の早春特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月11日、中7週で迎えた40戦目は、武甲山特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のペルジノスターを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5月10日、中3週で迎えた41戦目は、牝馬限定オープンの’05ファーストレディー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。