ベルカノア（2019年生、母ラッキーレディ）

経歴

デビュー前

3歳（2022年）

1月8日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

2月6日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

3月26日、中6週で迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月14日、中1週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のファミリークレストを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月25日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

7月17日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ジェイエルエースに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月13日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月15日、中4週で迎えた10戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた11戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4歳（2023年）

1月14日、中9週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた13戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月18日、中6週で迎えた14戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

5月7日、中6週で迎えた15戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスキャッターシードにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

7月29日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての8番ゲートからスタート。競走除外となった。

10月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい11着に敗れた。

5歳（2024年）

3月8日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、DIGITAL賞（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

3月13日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、レコードな町にいかっぷ（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。