メイクストーム（2020年生、母コマノリリー）

メイクストーム（2020年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時17歳）と交配したコマノリリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は新井牧場。2022年のラブミーチャン記念(牝地方重賞)で2着に入った他、2022年のラブミーチャン記念(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2022年）

6月17日、デビュー戦は松本剛志騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は409kg。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイロマンスに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月15日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の万緑特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのチャレンジ（1）（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた5戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のオグリカップ記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のラブミーチャン記念（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったボヌールバローズに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月14日、中5週で迎えた7戦目は、2歳オープンのジュニアキング（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したセイジグラットを差し切れず、2馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では出色の末脚を披露し、3着に入った。

3歳（2023年）

1月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンの子葉賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月10日、中4週で迎えた13戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鵜舟特別（笠松ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳オープンのヒロインカップ（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のクイーンカップ（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月20日、中3週で迎えた16戦目は、3歳オープンのブルームカップ（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳オープンの笠松プリンシパルカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた18戦目は、3歳オープンの岐阜金賞（笠松ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は松本一心騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた19戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本一心騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシャローナにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本一心騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったアイファーリーベンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた21戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のインペリアスに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

11月22日、中3週で迎えた22戦目は、紅葉の帳特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた23戦目は、B3組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したラクレットにクビ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2024年）

3月22日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、スプリングアタック（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本一心騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた25戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般B6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた26戦目は、シンデレラグレイ新章突入記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったイカロスに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

5月9日、中0週で迎えた27戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた28戦目は、レディースリカコ記念（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は松本一心騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったハートマンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた30戦目は、父は見られんじゃろうけど（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のヤマニンリリアーナに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

7月17日、中3週で迎えた31戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、マリーゴールド特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた32戦目は、色留袖賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったキタサンエトワールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月12日、中0週で迎えた33戦目は、仕掛け花火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長江慶悟騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャンドゥルンを半馬身振り切って4勝目をマークした。

8月30日、中2週で迎えた34戦目は、爽籟特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で長江慶悟騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた35戦目は、ローレル特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長江慶悟騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月11日、中1週で迎えた36戦目は、ハツシモ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長江慶悟騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた37戦目は、コウテイダリア特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長江慶悟騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。