ダンツマインド（1998年生、母マックスメロディ）

ダンツマインド（1998年5月23日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時15歳）と交配したマックスメロディが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）正和山本牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方16戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、正和山本牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、山元哲二によって2,100万円で落札された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月6日、デビュー戦は上籠勝仁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上籠勝仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上籠勝仁騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上籠勝仁騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるように急駛したが、ジャングルビートにアタマ差交わされて2着となった。

4月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上籠勝仁騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で上籠勝仁騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたメガマンジュデン決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で上籠勝仁騎手（7戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で上籠勝仁騎手（8戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

8月13日、中7週で迎えた10戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に敗れた。

12月17日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナリタケンリュウに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

1月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカンパリオレンジを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトモノアイデアに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオカノブーケを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

4月13日、中2週で迎えた18戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた19戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた20戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい7着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で長田進仁騎手（12戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンサンレジェンドを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。