サテライトセー（1995年生、母サテライトルビー）

サテライトセー（1995年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時8歳）と交配したサテライトルビーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）サテライトファーム。戦績は、地方10戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の4歳。

経歴

デビュー前

香取和孝厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1997年）

10月13日、デビュー戦は山田勝騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は513kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1998年）

6月23日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のナイキマインドに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月8日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアラノダンサーに6馬身の差をつけて制した。

8月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のコロラシオンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月11日、中4週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したナショナルスターにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月11日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、ドラールアラビアンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた7戦目は、ぎょしゃ座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

12月4日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

12月23日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（6戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

4歳（1999年）

1月2日、中0週で迎えた10戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。