ヤマトグローリー（1989年生、母ホースロマン）

ヤマトグローリー（1989年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイエローゴツド（当時22歳）と交配したホースロマンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）上山牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦12勝2着7回。主な勝ち鞍は1994年の一般B3ロ。

経歴

デビュー前

吉田三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

12月8日、デビュー戦は林満明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

3歳（1992年）

7月12日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で林満明騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月19日、中9週で迎えた6戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（上山ダート1250m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマキシムキングに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドチグサに3馬身の差をつけて制した。

11月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジョージキャノンに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳B3（上山ダート1300m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターチャペルに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月7日、連闘で迎えた10戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で三浦誠騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーワンから5馬身差の2着に敗北した。

4歳（1993年）

4月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のグランリードワンに7馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

5月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクラウンドリズムに9馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

5月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3ニ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリジャムに4馬身の差をつけて7勝目を手にした。

5月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3ハ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブレーブヒロインに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月20日、中5週で迎えた16戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で関本秀幸騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョームーンに4馬身の差をつけて9勝目をゲットした。

8月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本秀幸騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターユウユウをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

8月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で関本秀幸騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で関本秀幸騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガジョームーンからハナ差の2着に甘んじた。

10月3日、中1週で迎えた20戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオパールキングに8馬身の差をつけて制した。

10月18日、中1週で迎えた21戦目は、オータムカップ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったデルソーラから2馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーワンから3馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナラシノブルボンから2馬身半差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイシェルストームから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（1994年）

4月12日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーワンから3馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーワンに1馬身の差をつけて優勝

5月22日、中1週で迎えた28戦目は、エメラルドカップ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（10戦6勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月18日、中7週で迎えた29戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた30戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。